薮下研究室

努力について

人は何かしら目標に向かって常に努力しています。希望を叶えるために力を尽くしています。アルゼンチン出身のサッカー選手、メッシ・ライオネルさんの言葉、「私は天才ではなくて努力の人です。努力をすれば報われる？そうじゃない！報われるまで努力するんだよ」からは天才の自信がうかがえます。天才は何があっても目標を目指し続けられる無謀な楽観主義者なのでしょう。諦めない限り負けはありません。

一方、実業家の西村ひろゆきさんは著書「１％の努力」の中で努力を否定します。負けが確定している中でどんなに努力をしても無駄だからさっさと諦めろと言ってます。じゃあどうするのかというと、それとは別の勝利条件をそろえようとすることが大切だと言います。これは、負けると分かっている戦をせずに、勝てる戦略を考えろという孫子の兵法の言い換えです。

でも、負けると分かっている戦を戦う努力はやめて、勝てる戦略を練ることに励め（努力しろ）と言ってるように聞こえます。決して努力をするなと言ってません。２人とも努力しろと言ってます。

さて、努力には「骨を折る」とか「心身を労して」などの負のイメージがあって、とても大きなエネルギーが必要な気がします。目標が達成できなかったりすると努力が無駄になりますから大いに落胆します。

そこでいくつかアドバイスがあります。
・目標を完璧に達成しようとしないで、６割できれば良しとしましょう。
・努力の結果がすぐに実感できる目標を設定しましょう。
・趣味ではなく仕事にしてしまいましょう。
・目標の達成に意味を求めないでください。人生に意味はありません。
・目標をすでに達成した人を師と仰いてアドバイスをもらいましょう。

人生は大いなる暇つぶしですから、楽しく暇を潰してください！

生田奨学財団
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