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日本語を喋りなさい(3)

異質と多様性
日本は同調圧力が強くて、全体が同じ方向に進むことを良しとします。だから出る杭は打たれたり、寄らば大樹の陰だったり、空気を読めなどと言われたりするわけです。
でも、コロナの影響でみんながそれぞれ別々の居心地の良さを追求してもいいんじゃないかという「空気」が出てきました。これはとて良いことです。
異質を受け入れる寛容さは、同質の中の居心地の良さを超えるための大きなエネルギーを必要とします。コロナの破壊力がいかに大きいかがうかがえます。
これを切っ掛けに、同じ世代という同質的なコミュニティーの中だけで交流せずに、世代を超えて色んな人達と対話すると面白いです。「あつまれ、どうぶつの森」という任天堂が造ったゲームをやってる気分で世間と付き合ってみてください。
日本人は異質なものをオプションとして取り入れますが、自分たちのなかには受け入れません。コロナを切っ掛けに「異質」というマイナスを「多様性」というプラスイメージに転換できると良いです。
生田奨学財団
面接試験講評

 

 

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