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Monthly Archives: 6月 2022

借り物の文明・文化(5)

人が19世紀に神を放棄したのは、ある意味大きな成果だった。人は科学的客観性に向かって大きな一歩を踏み出した。地球は宇宙の中心ではなくなり、神が創造した全てのものを支配するように定められた被造物の頂点に君臨するという役割を […]

借り物の文明・文化(4)

だから、キリスト教会の会員数が増え、宗教の本がベストセラーになり、多くの人が神について語るようになった。でも、この様に宗教がもてはやされるのは、宗教的でない物質主義的な態度を覆い隠しているにすぎない。ニーチェの「神は死ん […]

借り物の文明・文化(3)

西洋人は情緒的な経験という点で統合失調症のような精神障害の状態だ。だから彼らは不安で、憂鬱で、絶望しているのだ。彼らは幸福だの個人主義だの自発性だの、立派な口先だけの目標を掲げはするが、本当は目標なんてないのだ。何のため […]

借り物の文化・文明(2)

西洋に住んでいる大部分の人は、西洋文化が危機的状況に瀕してるのに、自分たちがそんな状況の中で生きていることを自覚していない。でも、この危機的な状況とその性質を理解している研究者は少なからずいて、異口同音にこう言っている。 […]

借り物の文化、文明(1)

もし東洋に西洋とは全然別個の独自の科学文明が発達していたならば、どんなにわれわれの社会の有り様が今日とは違ったものになっていたであろうか。 もはや今日になってしまった以上、もう一度逆戻りをしてやり直す訳には行かないことは […]

日本語を喋りなさい(4)

努力について 人は何かしら目標に向かって常に努力しています。希望を叶えるために力を尽くしています。アルゼンチン出身のサッカー選手、メッシ・ライオネルさんの言葉、「私は天才ではなくて努力の人です。努力をすれば報われる?そう […]

日本語を喋りなさい(3)

異質と多様性 日本は同調圧力が強くて、全体が同じ方向に進むことを良しとします。だから出る杭は打たれたり、寄らば大樹の陰だったり、空気を読めなどと言われたりするわけです。 でも、コロナの影響でみんながそれぞれ別々の居心地の […]

日本語を喋りなさい(2)

真上から見た銀河系 銀河系は真上からみると、渦巻状に回転しています。渦のそれぞれの構造は腕(渦状腕)とよばれ、若い恒星が数百~数千個集まった散開星団や、ガスや塵の集まりが中心にある恒星の光を受けて明るく輝く散光星雲などが […]