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日本経済新聞もダメ!

いつの間にか、長い歴史の中でついてしまった「砂鉄」や「しがらみ」。三菱の原点は、幕末から明治の近代に新興勢力としてのしあがった挑戦者の姿勢のはずで、多くの強い事業を持ち、長年「組織の三菱」と称されてきた。
三菱もコロナ禍でかみしめる 岩崎弥太郎「今こそ挑戦」: 日本経済新聞 (nikkei.com)
三菱重工のMRJ事業が頓挫した理由を調べていたところ、上のような日本経済新聞の記事を見つけました。三菱にはいつ「砂鉄」がこびり付いてしまったのでしょうか?ま、長崎の造船所で砂鉄運搬船は造ってるみたいですが、会社に砂鉄はひっつかないでしょう。
これは明らかに「蹉跌」の誤植で、三菱は長年にわたって状況を見誤り、見込み違いをしてきたので事業が上手く行かなくなった、と言いたかったのでしょう。
日本に技術力では勝てないことを知ってる欧米は、負けそうになるといつもルールを変更してきます。今も内燃機関エンジンではトヨタには勝てないので、「脱炭素社会」だの「脱内燃機関」だのと言いがかりを付けてはルール変更を押し付けます。だから当然のこととして、航空機の運行に必要な「型式証明」など欧米が出してくれるわけがないのです。これは三菱重工の大きな見込み違いです。ま、三菱重工はエリート技術者(お坊ちゃま)集団ですから、理不尽なイジメなど受けたことがないので世界情勢を見誤るのです。
その上、自衛隊機や原子力発電所を造ってる三菱は、ほぼ国営企業みたいなもので危機感がない、甘えん坊の子供みたいなものです。こんな会社は早晩潰れます。日経もこんな記事を書いていたのでは潰れます。