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大学入試共通テストの英語(2)

与えられた情報を元に判断させる問題
文法、語法的な知識を覚える必要がなくなったかというとそうではなく、英文を読んで情報を得るためには絶対に必要です。ただ、それが問題化されていないだけです。選択肢の中に否定構文や比較構文がちゃんと使われていて、正しくそれが判読できなければ正解にはたどりつけません。よくできています。
今までのセンター英語で、例えば問4のグラフ・図表問題では、調査研究の主体や目的、その手順と結果、そこから導かれる結論が書かれていました。これらの情報はすべて事実として語られていて、その結果は過去の出来事として確定しています。でも、新しい共通テストでは、調査・実験を君たちにやらせます。つまり、調査・実験の手順は書かれてますが、そこから結果を導き出すのは君たちです。この傾向は、今年のセンター英語の問4Aで顕著に表れています。「図表が本文ではなくて選択肢に現れた」のはその訳です。

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