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させる系の動詞⑤

言葉の勉強は慣れと記憶です。「させる系の動詞」について色々勉強しましたが、最後はそれに慣れて覚えてしまうしかありません。でも、日本には英語に慣れるチャンスがほとんどありませんから、なかなか記憶にまでつながりません。たとえ小学4年生から教科として英語を勉強しても、慣れるまでには至らないでしょうね。逆に、英語嫌いがどんどん増えていって、中学に上がる頃には英語の勉強を放棄する子がたくさんい出ます。
ここがポイントなのですが、「させる系の動詞」のことが理解できたら、つまり日本文化の発想とはちょっと違う表現だと分かったら、もう後は覚えてください。そのときに、ちょっと工夫するのが大切です。その工夫というのは、自分の頭に入りやすい形に加工することです。こんな具合です。
「させる系の動詞」+何を(人を)
tire =疲れさせる+何を
surprise = shock =驚かせる+何を
interest =興味を持たせる+何を

1.「is –ed」(人は~している
is tired =人は疲れている
is surprised =人is shocked =人は驚いている
is interested =人は興味を持っている
*受け身なのに日本語にすると「行為の結果」で進行形の訳がつく。
*受け身なのにbyが来ない。
・・I am tired from walking.
・・I am surprised at your clothes.
・・I am interested in this restaurant.

2.「モノis –ing」(モノは~である
モノis tiring =モノは疲れる・退屈だ
モノis surprising =モノは驚きだ
モノis interesting =モノは面白い
*進行形なのに進行形の訳がつかず、普通の形容詞の訳がつく。
・・Walking is tiring. =歩くのは疲れる
・・Your clothes are surprising. =君の着ているモノは驚きだ
・・This restaurant is interesting. =このレストランは面白い

tiring、surprising、interestingは-ingがついてますが、普通の形容詞と同じだと考えてください。あ、形容詞には名詞の前について直後の名詞を飾るやり方(限定用法)と、A is BのBのところに来てAを説明するやり方(叙述用法)の2つの使い方があります。こんな具合です。
⊿面白い本(限定用法)
an interesting book
⊿この本は面白い(叙述用法)
This book is interesting.

これと同じように、tiringやinterestingにも2つの使い方があります。直接名詞を飾るやり方の例をあげておきます。
⊿退屈なウォーキング
tiring walking
⊿ビックリするような洋服
your surprising clothes
⊿面白いレストラン
an interesting restaurant

言葉ですから例外はいくつもあります。例えば「人が人を驚かせる」場合もあります。でも、あまり細かく分類しないことが大切です。大ざっぱにザックリと分ければ、頭に入りやすくなりますよ!ここでは「人is -ed」と「モノis -ing」の2つに分けていますね。だから覚えやすいのです。細かいことは後付けでかまわないので、先ずは大きく分けることです。

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