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Syssy File (7)

今回は、規則通りにはならない動詞の「行く」を勉強します。ルール通りなら、「行く」を尊敬語にすると「お行きになる」や「行かれる」になるはずです。でも、「お行きになる」や「行かれる」は正しくありません。
This time, let me explain the honorific form of 行く (iku, meaning “to go”). The conventional rule would be to put 行く into honorific form by changing the verbal dictionary form into the continuous form and then adding “o” in front of the continuous form and “ni naru” at the end to get お行きになる (oiki ni naru). The other way would be to put 行く into the passive form 行かれる (ikareru). But お行きになる and 行かれる are not correct honorific expressions.
「行く」(ゆく)
尊敬語①「お行きになる(おいきになる)」(×)→「おいでになる」(○)
尊敬語②「行かれる(いかれる)」(×)→「おいでになる」(○)
だから「行く」の尊敬語が「おいでになる」だということは、もう覚えるしかありません。
You should keep in mind that the honorific form of 行く is おいでになる (oide ni naru」.
「行く」も「来る」も尊敬語は「いらっしゃる / おいでになる」です。不思議だよね。どうしてかというと、話者がどこにいるのかによって「行く」になったり「来る」になったりするので、「行く」のか「来る」のかの区別ができない場合があるからです。だから「いらっしゃる / おいでになる」で「行く」にも「来る」にも使えるようになりました。「来る」の尊敬語には他に、「お越しになる」というのがありますが、「いらっしゃる/おいでになる」だけ覚えておけば良いでしょう。
The honorific form of 行く and 来る (kuru, meaning “to come”) are the same いらっしゃる/おいでになる. It’s strange!! The reason is that whether you use 行く or 来る depends on the position of the other person to yourself. So いらっしゃる/おいでになる can mean either 行く or 来る. Another honorific form of 行く is お越しになる(okoshi ni naru). But all you have to do is to memorize おいでになる/いらっしゃる.
「いらっしゃる」には「行く」「来る」「居(い)る」の3つの意味があります。
いらっしゃる has three meanings: 行く, 来る, and 居る(iru, meaning “to be in a place”).
「今日はどちらへいらっしゃいますか?」= Where do you want to go today?
「こっちにいらっしゃい」= Come here.
「いま、お宅にいらっしゃいますか?」= Are you at home now?
「おいでになる」にも「行く」「来る」「いる」の3つの意味があります。
おいでになる also has the same three meanings 行く, 来る, and 居る.
「今日はどちらへおいでですか?」= Where do you want to go today?
「こっちにおいで」= Come here.
「今、お宅においでになりますか?」= Are you at home now?
この様に、「いらっしゃる」と「おいでになる」を比べると、まったく同じ意味・用法だということがわかります。「いらっしゃる」は「入(い)らせる=入ること」から生まれた言葉で、「入って行く」「入って来る」「入っている」の3つの意味で使っていました。一方、「おいでになる」は「出(い)でる=出ること」から生まれた言葉で、「出て行く」「出てくる」「出ている」の3つの意味で使っていました。
Comparing いらっしゃっるwith おいでになる we can see that there is no difference between them. いらっしゃる comes from 入らせる (hairaseru) = 入ること (hairu koto), and it could be used as 入って行く (haitte iku), 入って来る (haitte kuru), and 入って居る (haitte iru). On the other hand おいでになる comes from 出でる (ideru) = 出ること (deru koto) and it can mean 出て行く (dete iku), 出て来る (dete kuru), and 出て居る (dete iru).
同じ言葉に「行く」と「来る」と「居(い)る」の3つの意味があるは不思議な気がします。どうしてかというと、話者がどこに「いる」のかによって「行く」になったり「来る」になったりするので、この3つの区別が曖昧(あいまい)になったからだと思います。
It’s strange that one word should have three completely different meanings. The reason is that whether you use 行く or 来る or 居る depends on the position(=居る場所 (iru basho, meaning “the place where you are”) of the speaker in relation to the other person. So the distinction of these three words is vague.

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