Vintageはクソ参か?!(22)
120 母語と大きく異なる外国語を学ぶことは容易ではない。
It’s [ a foreign language / easy / learn / not / to ] which is very different from your own language.
→It’ [ not easy to learn a foreign language ] which is very different from your own language.
「・・することは~ではない」・・●It is+形容詞[名詞]+to do「・・することは~である」
不定詞が主語になる場合、形式主語のitを文頭に置き、不定詞は後ろに回すことが多い。「・・することは容易ではない」という内容を、形式主語itを使った<It is not+形容詞+to do>で表現する。
127 This question is [ answer / difficult / than / to / more] that one.
「答えるのが難しい」という形を作る・・●不定詞の副詞用法―形容詞の限定不定詞が形容詞の意味を限定する場合、<A is+形容詞+to do>の形で「Aは・・するには~である」という意味になる。左項の[整理して覚える014]参照
▼「(この問題は)答えるのが難しい」という文が英文の骨格となる。形容詞difficultを不定詞to answerで限定するので、difficult to answerという形ができる。
▼<A is+形容詞+to do>は形式主語を用いて<It is+形容詞+to do>と書き換えられる。本文はIt is more difficult to answer this question than that one.と書き換えられる。他動詞answerの目的語がthis questionになっているという関係に注意。
整理して覚える014 <A is+形容詞+to do>の形で用いられるおもな形容詞
□easy「易しい」、□difficult [hard / tough]「難しい」、□safe「安全な」、□dangerous「危険な」、□comfortable「快適な」、□impossible「不可能な」
この2つの設問は全く同じ内容です。つまり、「物 is+難易・危険安全・快不快+to do」の仲間です。なのになぜ別項目に分類されているのでしょうか。こんな具合です。あ、問題文の英語に不定詞の意味上の主語を書き加えて、少し英語を変えました。
⊿日本人が英語を学ぶことは容易ではない。
It is not easy for Japanese to learn English.
=English is not easy for Japanese to learn.
⊿この問題はあの問題よりも僕にとって答えるのが難しい。
It is more difficult for me to answer this question than that one.
=This question is more difficult for me to answer than that one.
2つとも物を主語にして書き換えることができます。1つのポイントは「形容詞+for人」の結びつきが強いので、こんな英語は不自然なことです。英作文のときに注意が必要です。
⊿僕がこの問題に答えることは、あの問題に答えるよりもむずかしい。
For me to answer this question is more difficult than that one.(×)
⊿日本人が英語を学ぶことは容易ではない。
For Japanese to learn English is not easy.(×)
なぜVintageはこの2つの問題を別の項目に分類しているのでしょうか?薮下には全く理解できません。
さらに、<It is+形容詞+to do>で使えるのは『整理して覚える014』だけではありません。『整理して覚える009』の形容詞もやっぱり<It is+形容詞+to do>で使えます。なのに、この3つには参照マークさえついていません。別項目に分類するにしても、参照マークくらいはつけておくべきでした。長くなったので、このことについては次回にします。
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