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Vintageはクソ参か?!(3)

前から、いいずな書店が出してる「Vintage」の説明について考えています。
49 He (   ) be in because I can hear his radio.   上智大
①shall・・・②must have
③has・・・④must
選択肢①shallはShall I do~?「~しましょうか」やShall we do~?「~しませんか」という提案や勧誘の表現で用いるのが普通。
この上智大が出題した空所補充4択は、明らかに①shallを入れさせようという引っかけ問題です。だって助動詞shallの後ろは原形なのだから、shall be inになるじゃん?!と思ってしまいますからね。
その①shallがダメな理由が「①shallはShall I do~?「~しましょうか」やShall we do~?「~しませんか」という提案や勧誘の表現で用いるのが普通」だからじゃダメでしょ?!なぜなら、「主語が2・3人称の場合のshall」というちゃんとした用法がshallにはあるのですからね。これは話者の意志を表現するshallで、話者である「私を主語にして書き換えることができます。こんな具合です。
僕は彼にすぐに返事をします。
He shall have my answer soon.
=I will give him my answer soon.
これと同じように、問題文にもshallを入れようと思えば入ります。分かり易いようにinの後ろにhis roomを入れておきました。こんな具合です。
僕が彼を部屋にいるようにさせます。
He shall be in his room.
=I will have him be in his room.
=I will tell him to be in his room.
だけど、こうしてしまうと後半のbecause I can hear his radioにつながらないのでshallはダメということが分かるわけです。この「主語が2・3人称の場合のshall」は今ではほとんど使わないのですが、入試に出ないとは限りません。それに、「Shall I~?やShall We~?の表現で用いるのが普通」で、問題文はそうなってないからshallはダメという理屈は通らないと思うのですがね。これでは小学生も納得しません。それに上智大をバカにしてます。

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