英語って、主語がなくてもいいんです!(8)
××のところに省略がありそうです。
Ever just the same
Ever a surprise
Ever ×× as before
歌の頭の音をそろえるのを「頭韻」というのですが、この3つの文は全部Everで始まってます。だからeverが省略の痕跡じゃないかな?と考えて前の文のEverの直後に注目します。主語を戻してみましょう。
Love is ever just the same.
Love is ever a surprise.
Love is ever ×× as before.
こうして見ると、Love is everまでが繰り返されてますから、××のところにあったのは、just the sameやa surpriseだと分かります。
⊿今までもそうだった様に、人が人を好きになるのはいつも同じ。
Love is ever just the same as before.
⊿人を好きになることは、今までもそうだった様に、いつも突然でハッとする。
Love is ever a surprise as before.
これも、昨日やった応答文と同じで、全部言ってしまうとカッコ悪くてスッキリしませんから2度目は省略します。あ、気が付いてる子もいると思うのですが、everとas beforeは普通は一緒に使いません。「いつも」も「いままでも」も同じことですから「馬から落ちて落馬した」になっています。だからEverが省略の痕跡として効果的に使われていることが分かります。違和感のないように、普通の英語にするとこうなります。
⊿人を好きになるのはいつの時代も同じだね。
Love is always the same as it has been from times past.
話は違いますが、いつの時代も人が生きてりゃ周りに迷惑がかかるのは当然です。迷惑なんてお互い様なのですよ。それを日本人は「他人様に迷惑をかけるな」と小さいときから言われて育ちます。ま、よく言えばいつも人のことを思いやっているのでしょうが、人に嫌われないための自己愛の裏返しにも見えます。「日本人の言う迷惑なんて、アメリカではしょっちゅう掛けっぱなしだから、逆に迷惑を掛けられてもなんとも思わない」とリンダは言います。「最近、老人たちがすぐに切れるのも、彼らが普段から他人様に迷惑を掛けないように生きてきたから、反対にちょっとでも迷惑を掛けられると腹が立つんじゃないの?」確かに彼女の言う通りかもしれません。
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This was written by
yabu. Posted on
火曜日, 5月 23, 2017, at 6:08 AM. Filed under
「エッセイ」. Bookmark the
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4 Comments
My firend said that she annoyed greatly at her son-in-law’s thoughtless deeds.
that she annoyed greatly →
that she was greatly annoyed という風に解説にあるのですが、このgreatlyの位置が変わるのはなぜですか?
副詞は一般動詞の後ろ、be動詞の前に置きます。she annoyed greatlyはannoyを一般動詞と捉えているので、その後ろに置いているのですが、annoyは「させる系」なので「人is annoyed」にしないといけません。そうすると、be動詞の後ろに副詞を置かないといけないので、人is greatly annoyedになっているのです。正誤問題の面白いところですね。
ありがとうございます。
それともうひとつ、
We often hear it ( ) that honesty is the best polily.
hear it said that S+V~ で
~と言われるのを耳にする と書いてありますが、これはsayingだと ~と言っているのを耳にするという意味になってしまうからでしょうか?
これはSVOCの第5文型だから、「OがCするのを聞く」と考えます。もし、Oのところに人が来ているとWe often hear people sayingとなって「人が言ってるのを聞く」になります。でも、Oのところにitが来るとWe often hear it said that文となって、「それが(人によって)言われているのを聞く」になるのです。いわゆる、「人はする」、「物は人によってされる」です。itはthat以下を指しています。
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