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英語の先生からの質問

<質問>
There is no reason to think that Japan will be prosperous.と書かれていましたが、ある参考書によれば、「that節は特定の人が現実に何かをしたという事実や考え、またはうわさを表す」とありました。過去や現在のことは事実とわかるのですが、先生のようにthink thatの中に未来形を使う形はよく目にします。しかし、これからのこと=まだ事実とはいえないのではないかと以前から悩んでいます。よろしくお願いします。
<回答>
今受験生さん!あ、京次郎さんでしたね。「ある参考書」が何だかわかりませんが、I hope that you will bear this in mind.(このことをちゃんと心にとめておいてくださいね)なんて普通に言います。だから、過去や現在の事実だと分かる内容しかthat文か表現できないとしている「ある参考書」というのは信用できませんね。ま、いわゆる「クソ参」です。邪推ですが、あなたは英語の先生なのではないですか?子供たちの質問に対してはいつでも答える準備はあるのですが、「薮研」で英語談義をする余裕は今の薮下にはありません。申し訳ありませんが、ここまでにさせてください。ごめんね。
<追伸>
あ、もしかして僕は地雷を踏んじゃったのでしょうか?もしそうであれば、失礼の段、お許しください。先生さえよければ表でやりましょう!ところで、論点は「that文」ですか?それとも「thinkの用法」でしょうか?残念ですが、どちらにもwillを使うことは可能です。先ず「ある参考書」が何かを明らかにしてください。よろしくお願いします。

<京次郎君からの返信>
先生ですか?!違いますよ、ふつーの高校生です。先週からずーっと入試と期末テストでネットを見てる余裕がなかったんです。
前の記事は記憶があいまいなまま書いていたところもあって、本をみたら違ってました。that節に未来形がこないとか書いてなかったです。すいません、訂正させてください。どうやら、It is to不定詞にfor意味上の主語が入ったからといって、It is that節には書き換えられないことの説明でした。本には、It is easy for him to solve the problem.はokで、It is easy that he will solve the problem.は駄目とされていました。
また、これを簡単にいうと、「that節は特定の誰かから現実に何かをしたという事実、またはそういう考え、うわさを表すのに使う」とありました。
で、このページの問題の1つに、彼女が試験に受かるのは確実だ とあり、答え:It is certain that she will pass the exam.(必ずthat節をとる)となっています。未来のことって、まだ現実に何かをしたわけや、過去や今の考えでもなく、うわさにもなってないので、この先生のthat節の説明だと、なぜ、will solveが×で、will passはo なのかなと少し?と思ったんです。
本は代ゼミの大矢復先生の、英作文ハイパートレーニング 和文英訳編 です。
すいません、長くなりました。意味不明ならもうスルーしてもらっていいです。
<それに対する薮下の回答>
京次郎くん!ごめんね!薮下はてっきり「that節が特定の誰かが何かをしたという事実を表す」が京次郎先生の考えだとばかり思ってました。英語の先生と議論しても仮説と反証の応酬が延々と続くだけで、結論にはたどり着かないですからね。だから、英語の先生との英語談義はお断り!と書いたのです。言葉は算数じゃないので、キッチリとは割り切れるはずがないのです。文法も所詮は後付けですから、これからもどんどん変わってゆくわけです。
さて、大矢さんの書いてることは全く当てになりませんよ!ほとんどが口から出まかせです。試しに「検証大矢の英作文」でググってみてください。2ページ目に薮下が前に書いたブログ記事が出てくるはずです。あ、薮研の検索窓でもかまいません。
せっかくですから薮下の考えを書いておくと、It is easy for him to solve the problem.のポイントは、形容詞easyが物主語を要求するという点です。だからThe problem is easy for him to solve.と書き換えられます。不定詞かthat節かを議論すること自体がアホなのです。
一方、It is certain that she will pass the exam.はShe is certain to pass the exam.とも言えるので、彼の「必ずthat節をとる」というのもウソです。京次郎君!彼の言うことをあまり信じない方がいいですよ。入試での成功を祈ってます!

8 Comments

  1. 京次郎 wrote:

    先生ですか?!違いますよ、ふつーの高校生です。先週からずーっと入試と期末テストでネットを見てる余裕がなかったんです。
    前の記事は記憶があいまいなまま書いていたところもあって、本をみたら違ってました。that節に未来形がこないとか書いてなかったです。すいません、訂正させてください。どうやら、It is to不定詞にfor意味上の主語が入ったからといって、It is that節には書き換えられないことの説明でした。本には、It is easy for him to solve the problem.はokで、It is easy that he will solve the problem.は駄目とされていました。
    また、これを簡単にいうと、「that節は特定の誰かから現実に何かをしたという事実、またはそういう考え、うわさを表すのに使う」とありました。
    で、このページの問題の1つに、彼女が試験に受かるのは確実だ とあり、答え:It is certain that she will pass the exam.(必ずthat節をとる)となっています。未来のことって、まだ現実に何かをしたわけや、過去や今の考えでもなく、うわさにもなってないので、この先生のthat節の説明だと、なぜ、will solveが×で、will passはo なのかなと少し?と思ったんです。
    本は代ゼミの大矢復先生の、英作文ハイパートレーニング 和文英訳編 です。 
    すいません、長くなりました。意味不明ならもうスルーしてもらっていいです。

    火曜日, 11月 22, 2016 at 6:38 PM | Permalink
  2. 高校生 wrote:

    こんばんは。質問お願いします。
    〜,destroying what for many is their only chance to produce or earn money for food.
    という文のfor many がなんでこの位置にあるのかが分からないです。
    よろしくお願いします。

    水曜日, 11月 23, 2016 at 1:13 AM | Permalink
  3. yabu wrote:

    京次郎くん!ごめんね!薮下はてっきり「that節が特定の誰かが何かをしたという事実を表す」が京次郎先生の考えだとばかり思ってました。英語の先生と議論しても仮説と反証の応酬が延々と続くだけで、結論にはたどり着かないですからね。だから、英語の先生との英語談義はお断り!と書いたのです。言葉は算数じゃないので、キッチリとは割り切れるはずがないのです。文法も所詮は後付けですから、これからもどんどん変わってゆくわけです。
    さて、大矢さんの書いてることは全く当てになりませんよ!ほとんどが口から出まかせです。試しに「検証大矢の英作文」でググってみてください。2ページ目に薮下が前に書いたブログ記事が出てくるはずです。あ、薮研の検索窓でもかまいません。
    せっかくですから薮下の考えを書いておくと、It is easy for him to solve the problem.のポイントは、形容詞easyが物主語を要求するという点です。だからThe problem is easy for him to solve.と書き換えられます。不定詞かthat節かを議論すること自体がアホなのです。
    一方、It is certain that she will pass the exam.はShe is certain to pass the exam.とも言えるので、彼の「必ずthat節をとる」というのもウソです。京次郎君!彼の言うことをあまり信じない方がいいですよ。入試での成功を祈ってます!

    水曜日, 11月 23, 2016 at 3:36 PM | Permalink
  4. yabu wrote:

    高校生君!あ、高校生に君を付けると何だか変な感じですね。ま、それは置いておいて、ポイントは「前置詞+名詞」を切り出してしまうことです。英語の3分の1がこの前置詞+名詞でできているので、これを削ってしまうと、毛を刈った羊のように英文本体の輪郭が見えてきます。
    △食べ物を買うためのお金を生んだり稼いだりするための唯一のチャンス(であるところのもの)
    what is their only chance to produce or earn money for food
    =the thing which is only chance to produce or earn money for food
    そして、for many [people]を戻してやれば、「多くの人にとって唯一のチャンス」だと分かります。なぜここにfor manyが割り込んでいるかというと、their only chanceのtheirが指すものがこの前にないといけないからです。もしwhat is the only chanceならその直後にfor many to produceと続けても問題はありません。でも、文末に置くと、for名詞for名詞が続いてしまい、何だか幼稚な文になってしまいます。これでわかりましたか?

    水曜日, 11月 23, 2016 at 6:12 PM | Permalink
  5. 高校生 wrote:

    よくわかりました。
    ありがとうございました!

    土曜日, 11月 26, 2016 at 2:12 PM | Permalink
  6. rex wrote:

    一年の文理コースのコミュ英を受けている生徒なのですが、今回の期末テストの範囲のプリントの和訳は藪下研究室にのっていますでしょうか?のせてくださるとうれしいです

    月曜日, 12月 5, 2016 at 4:27 PM | Permalink
  7. yabu wrote:

    rexくん!そうしたいのですが、授業をやってる意味がなくなるので無理です。あ、それから「土曜プリント」からは出題しませんでした。問題数が多くなってしまったのが原因です。学年末考査ではちゃんと出題します。

    月曜日, 12月 5, 2016 at 7:08 PM | Permalink
  8. rex wrote:

    わざわざ返信ありがとう御座います
    了解いたしました!

    火曜日, 12月 6, 2016 at 6:14 AM | Permalink

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