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鈴村くんからの質問

<質問>
鈴村です。
薮研語法から攻めていますが、早くも「say」で疑問にぶち当たりました。
悪魔の語法(動詞編10)注意すべき類義語 【言う】で、She said to me that she needed my help.という例文がありましたが、榎田先生からは、「say」は1)S say (to 人) “(セリフ)‘‘ [直接話法]2)S say that S V ~ の2パターンで、S say to 人 that S V ~は厳禁だと教えらています。どちらを信じればよいのでしょうか? ちなみに榎田先生のtellは以下のようで薮研との整合性は問題ありません。1)tell O2)tell O1 O23)tell O that S V ~4)tell O (not) to V ~
もう一点、悪魔の語法(動詞編6)自動詞のようで他動詞 その他モロモロ③で「joinは他動詞だからin不要」とありました。そこで頭に浮かんだのが、Will join in our crusade?やThen join in the fight…といった歌詞です。(レミゼです)これは自動詞でのjoinだと思いますが、辞書での訳は「(他動詞)…に参加する」「(自動詞)参加する」とどちらもあります。違いを教えてください。
以上2点、よろしくお願いします。
 <回答>
鈴村くん!薮研で君の質問に答えるのはこれが初めてですね。これからもどんどん質問してください。
さて、まずsayの用法ですが、「say+to誰に+何を(that文)」の表現はちゃんと存在します。tellとsayの違いは「誰に」をtoで指さすかどうかだけですからね。「何を」がthat文でも”セリフ”でも大きな違いはありません。でも、使用頻度ではsay to人, “文”が圧倒的に高い。だから榎田先生のおっしゃる「厳禁」というのは、「英作文では使わないようにしなさい」という意味だと思います。採点官によってはsay to人that文を知らない人がいるかも知れませんからね。やっぱり使わない方が無難です。
 次に、joinとjoin inの違いですが、これも他動詞「join+集団」の方が圧倒的に使用頻度が高く、自動詞「join in+活動」は今までに入試英語では出題されたことはありません。つまり、「集団の一員になる」の他動詞joinだけを覚えておけばOKで、「活動に参加する」は頭の片隅に置いておけば良いでしょう。
 英語の動詞のほとんどに自動詞と他動詞両方の用法があって、それを全部覚えてるとキリがありません。「薮研」には受験で合格するための必要最小限度のことが書いてあると思っていてください。次に「薮研」は分かりやすさ(覚えやすさ)を優先しているので、「言う+誰に+何を」のパタンに当てはまっているsay to人that文も使用頻度にかかわらず載せているわけです。ま、ここら辺は素直に騙されておいてくださいね。
 「あれ?」と思ったら遠慮せずにすぐ質問してくださいね。あ、それから、薮研の英語は全てリンダがチェックしています。だから英語が間違っていることは100%ありません(日本語が間違っていることはよくありますが)。だから安心してください。それにしてもWill join in our crusade?(ぼくらがやってる反対運動に参加しない?)とか、Then join in the fight(それなら戦いに参加しなよ)って、一体どんな歌なのでしょうか?ものすごく過激な歌詞ですね。レ・ミゼラブルって、学生運動か何かがテーマでしたっけ?

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