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ReadingDrill第21回(1)

今回からReadingDrill第21回の解説をやります。第16回目から、今年のセンター英語を使ってReading Drillをやってます。今回がセンター問6の最終段落です。先ずは、いつものように主張文を探しましょう。そのためにあるのが設問1です。
I find it encouraging that the list of scientific studies using citizen scientists is quickly getting longer.  [A] Still, we’re just beginning to realize the potential of citizen science.  [B] More scientists need to recognize how much volunteers can contribute to professional research.  [C] As I see it, it’s time for us to expand the old, conservative view of “science for people” to include a more democratic one of “science by people.”
設問1 「原因・理由so 主張」のSoを入れるとすると、[A]~[C]のどこか。
イモトの母さん美人。だから、イモトも美人。
Imoto’s mother is beautiful, so Imoto is beautiful.
日本語で、「だから」「従って」「その結果」は「理由、だから主張」、言い換えると「原因・理由、だから結果・結論」の表現を組み立てます。
・イモトの母さん美人。だから、イモトも美人。
・イモトの母さん美人。従って、イモトも美人。
・イモトの母さん美人。その結果、イモトも美人。
英語にするとこうなります。
・Imoto’s mother is beautiful, so Imoto is beautiful.
・Imoto’s mother is beautiful, [and] therefore Imoto is beautiful.
・Imoto’s mother is beautiful; thus Imoto is beautiful.
・Imoto’s mother is beautiful; accordingly[or consequently], Imoto is beautiful.
残念ながらeventuallyはこの文脈では使えません。さて、ここから分かることは、soの直後に「主張」がくるということです。だから、soが入る場所さえ分かれば、主張文は簡単に見つかるわけです。これが「理由の論理」です。忘れた子は「英語のロジック」を見直しておいてください。
あ、「理由の論理」にはもう1つあって、日本語の「なぜなら」「どうしてかと言うと」「と言うのは」は、さっきと「理由」と「主張」の位置が逆になります。
・イモトは美人。なぜなら、イモトの母さんも美人。
・イモトは美人。どうしてかと言うと、イモトの母さんも美人。
・イモトは美人。と言うのは、イモトの母さんも美人。
ね!「主張、なぜなら理由」になってますね。英語も同じです。
・Imoto is beautiful because her mother is beautiful.
・Imoto is beautiful as her mother is beautiful.
・Imoto is beautiful since her mother is beautiful.
・Imoto is beautiful, for her mother is beautiful.
1つだけ、forの色が違ってますね。実は、forだけ使い方が違うのです。つまり、because、as、sinceは鏡面現象が起こります。こんな具合です。
Because her mother is beautiful, Imoto is beautiful.
As her mother is beautiful, Imoto is beautiful.
Since her mother is beautiful, Imoto is beautiful.
どうしてかというと、この3つは、すぐ右の文とセットになって「理由」を表現しているので、それが「主張」の前に来ても、後ろに来ても良いわけです。でも、for は必ず左に「主張」が来なくてはなりません。つまり、こんな英語は間違っているわけです。
For her mother is beautiful, Imoto is beautiful.(×)
forはandやbut、orと同じで、文が必ず左から右へ流れます。こういうのを「等位接続詞」と言いました。
僕は朝起きて、顔を洗った。
I woke up, and washed my face.
これを逆にしては意味不明です。
顔を洗って、朝起きた。
I washed my face, and woke up.(×)
これと同じで、forは「主張, for理由」の順番でしか使えません。
ちょっと長くなったので、続きは次回にしましょう。あ、学校のサーバのメンテナンスでちょっとuploadが遅くなりました。

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