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ReadingDrill第15回(3)

前からReadingDrill第15回の解説をやっています。今回は、設問4の内容一致問題の解説をやります。
According to the passage, the custom of kissing the Blarney Stone is (     ).
(A) potentially dangerous
(B) rather easily accomplished
(C) limited to certain days of the year
(D) relatively unknown outside Ireland
これは「true or NOT true タイプ」の設問ではないので、選択肢からマーカを拾う必要はありません。そして、kissing the Blarney Soneはまさにこの段落のテーマですから、「主張文」に注目すれば選択肢の正誤を判別できるはずです。この様に、当該段落の「主張文」と内容一致判別のための「根拠文」とが一致することがよくあります。特に、センター試験の内容一致問題ではよく起こることです。
「主張文」=「根拠文」
根拠文=その石にキスすることは決して簡単なことではない
Kissing the stone is no easy task.
選択肢=問題文によると、ブラーニー石にキスする風習は(  )です。
(A)危険な場合がある
(B)思ったより簡単に達成できる
(C)一年のうちの特定の日に限定されている
(D)アイルランド以外の国では比較的知られていない
根拠文と選択肢を比較すると、明らかにAが正解だと分かります。あ、potentially dangerousは「潜在的に危険である」じゃなくて「危険である可能性がある」とか「危険な場合がある」と訳出するのが良いでしょう。だって、「可能性」とは本来潜在的なものなので、「潜在的可能性」というと「馬から落ちて落馬した」と同じように聞こえるからです。「潜在的」という形容詞は、力(能力、勢力)に関わる名詞付けて使うことが多いです。
今日、明日は高校一般入試で、しばらくは採点業務に忙殺されます。ブログは明日はお休みします。

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