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ReadingDrill第12回(2)

前からReadingDrill第12回の解説をやってます。今回は設問3の下線部訳です。下線部のポイントは3つです。
①thatが「ことシリーズのthat」で名詞だから、「~であること」と訳出できるか。
②be supposed toが「~だと考えられている」から「①~することになっている」、「②~の性質・気質・特性がある」の意味が派生することが分かるか。
③「人is skillful with物」で「人は物を器用に使う」の意味であることが分かるか。
④theyを具体化して訳出できる。
下線部にthatがあったら、下の7つの用法を考えてちゃんと訳出する必要があります。忘れた子はここを参照しておいてください。
・「ことシリーズのthat」で名詞
・「同格のthat」で名詞
・「関係代名詞のthat」で形容詞
・「なぜ?どうして?のthat」で副詞
・「その結果?のthat」で副詞
・「強調構文のthat」
・「熟語のthat」
次に、be supposed toは「be~to」の助動詞型で、「~だと思われている・考えられている」の味を動詞に付けます。だから、「話が上手だという特質があると思われている」が原義ですが、「と思われている」はなくてもかまいません。
「人is skillful with 物」で「人は物を器用に使う」で、普通は「物」の所に目に見える道具や手足が来ます。
彼は指を器用に使う。
He is skillful with his fingers.
彼女は道具を上手に使う。
She is skillful with her tools.
ここでは目に見えない「speech」が来てますが、気にせずに「アイルランド人は言葉を上手に使う」とか「アイルランド人は話がうまい」としてやります。あ、speechよりもwordsの方をよく使いますから「人is skillful with words」の表現も覚えておいてください。
最後に、下線部中の代名詞は、具体的に名詞化することを求められていることが多いと覚えておいてください。この段落にはthis、they、thatの指示代名詞が出てきます。それぞれ、thisがblarney、theyがthe Irish、thatは慣用句 that is [to say]の一部で直前までの状況を指しています。段落に代名詞が混在している場合は、下線部の代名詞をちゃんと名詞化するのが良いでしょうね。
以上のことを考え合わせると、「アイルランド人が言葉を上手に使う(特質があると思われている)こと」が正解だと分かります。

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