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Reading Drills開講のお知らせ(2)

「Reading Drills」のもう1つの目的は「1話完結」です。つまり、1時間の授業でまとまった英語を1つ読んで、それに関連する問題を5つ解いて、その解説を全部完了させるわけです。学校の英語の授業って、600語くらいの英語を何時間(何日間)もかけて読みます。受験会場なら15分で読んで問題に全部答えないといけないのに、同じくらいの語数の英語に1週間もかかります。ま、英語の構造を1つ1つ丁寧に分析してゆくと、それくらいかかっても仕方長いのですがね。
でも、この学校英語のやり方のせいで、変なクセがついてしまいます。つまり、「何が書いてあるか」ではなくて「その英語がどんな構造をしているのか」に意識が全部向いてしまうわけです。だから、問題文を読むのにやけに時間ばかりかかって、結局何が書いてあったのかが分からない。
そこで、この「Reading Drills」では、読む英語の分量を1段落だけに限定します。でも、段落は著者が主張を展開する単位ですから、1つの段落の中には、「取り上げるテーマ」、「そのテーマに対する一般的な意見」、それと対立する形でのべられる「そのテーマに対する著者の主張」、そう主張する「理由・根拠」、あるいは「具体的事例」がギュッと詰まっていますから、段落1つで十分なのです。

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