第2課 「文」(38)第5文型⑲
「やり直しの英文法」、第2課「文」の38回目です。今回は知覚動詞と使役動詞を簡単にまとめておきます。
<知覚動詞の基本表現>
■知+人が+するのを(原形)
「知」は「知覚動詞」のことです。冷静に出来事を振り返って、「人がするのを見たよ」というような場合の表現です。人を説明するのは不定詞の役目なのですが、「見たよ!」「聞いたよ!」と言う度にto、to言うのは面倒なのでtoを省略して原形だけが残ってます。これを原形不定詞と言います。
■知+人が+しているのを(現在分詞)
次のは、その出来事が目の前で起こっているように臨場感いっぱいに「人がしているのを見たよ」というような場合の表現です。現在分詞が人を説明しています。
■知+物が+されるのを(過去分詞)
「人はする・している」から「物は人によってされる」への視点の移動がポイント。「物が人によってされるのを見たよ」なので、過去分詞が物を説明しています。同じ出来事を見る視点が移動しただけだから、これは受け身ではありません。
<使役動詞の基本表現>
■使make、let、have+人が+するように(原形)
「使」は「使役動詞」のことです。「人がするようにさせる」の人を説明するのもやっぱり不定詞なのですが、これも知覚動詞と同じ理由でtoが省略されて原形が残ってます。でも、「人がしていることをさせる」にはならないので、知覚動詞と違って、現在分詞が人を説明することはありません。
■使get+人が+toするように(to不定詞)
「人がするようにさせる」の人を説明するのはtoがなくなった原形不定詞が普通なのですが、getは多義語なので「get+人」だけ見ても「人を理解する」のか、「人をやっつけるのか」のか、「人にしてあげる」のか、それとも「人にさせる」のか判断が付かないので、「人にさせる」の使役の時にはtoを省略せずに不定詞のまま使います。
■使have、get+物が+されるように(過去分詞)
やっぱり「人(はする)」から「物(は人によってされる)」へ視点を移動します。物には感情がないので、感情の使役動詞 makeとletは使えません。同じ出来事を別の視点で説明しているだけですから、「物が人によってされるようにさせる」よりも「人にするようにさせる」と和訳する方が日本語的。さらに、「される」には「好ましいことをされる」のと「好ましくないことをされる」の2つの意味が含まれているので、「人にしてもらう」、「人にされてしまう」の訳語も付きます。「させる」の受け身は「させられる」だから、これも受け身ではありません。
もう1回まとめをやります。次回は<受け身の時のtoの復活>とその他のポイントをまとめます。あ、本当はここら辺のことは自分でまとめられないとダメよ!あたし、ちょっと甘やかし過ぎなのかしらね。反省!!何でも周りの人がやってくれるので、子供たちは何もしなくても済んでしまうのが今の日本のいけないところです。だから、いつまでたっても大人になれない。いや、大人が見あたらない。悪事がバレそうになったらテレビで泣きわめく子や、お茶に誘ったのに断られライン仲間からハズされたらぶち切れて中学生にケンカを売る子。法律がなかったら絶対にこいつ等を殺してやるという子。あらっ?全部「先生」でしたっけ?そういえば聞いたんだけど、この国では自分が行く大学の資料を学校の先生が取り寄せてくれるって本当?!学校にはそんな資料を集めた部屋があるって言うじゃない。それに、センターの願書は間違いがないかどうか先生が見てくれて、先生が大学センターに送ってくれるって?!挙げ句の果てには、センター試験の結果を見て、自分が行く大学まで先生が決めてくれるって言うじゃないの?!アメリカじゃ絶対考えられません!これじゃ大人にはなれないわ。あ、Bridgetのこと書くの忘れた!!
・Linda
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