第2課 「文」(31)第5文型⑫
「やり直しの英文法」、第2課「文」の31回目です。前から第5文型の3つ目のパターン、知覚動詞について講義してます。基本的に「人はする・している、物は人によってされる」ですから、「目で見て分かる+何が(人)+するのを・しているのを」、「目で見て分かる+何が(物)+されるのを」になります。
⊿「見る+人+するのを」
あたしは彼がローソクを吹き消すのを見た。
I saw him blow out the candles.
⊿「見る+人+しているのを」
あたしは彼がローソクを吹き消しているのを見た。
I saw him blowing out the candles.
⊿「見る+物+人によってされるのを」
あたしはかれに(よって)ローソクが吹き消されるのを見た。
I saw the candles blown out by him.
もちろん、例外的に「人が人によってされる」場合もあり得ます。つまり、「僕は彼女を見る・見ている、彼女は僕に見られている」様な場合です。でも、普通は上の3つを知覚動詞の基本パターンと考えて良いでしょう。
では、今回はこの3つを受け身にしてみましょう。SVOCの受け身も「何を(O)」を主語にして言い換えます。つまり、「あたしは彼を見た」が能動態なら、「彼はあたしによって見られた」が受け身です。同じように「あたしはローソクを見た」が能動態なら「ローソクはあたしに(よって)見られた」が受け身です。つまり、受け身は「SVO」を「O=Vされる」にするだけで完了です。残りの「C」はそのまま後ろに続けてやれば良いわけです。こんな具合です。
⊿あたしは家の犬をミルクと名付けた。(能動態)
I named my dog Milk.
⊿家の犬はミルクと名付けられた。(受動態)
My dog was named Milk [by me].
同じように、知覚動詞も受け身にできます。こんな具合です。
⊿彼はローソクを吹き消すのを私に見られた。
He was seen to blow out the candles.
⊿彼はローソクを吹き消しているのを私に見られた。
He was seen blowing out the candles.
⊿ローソクが彼に吹き消されるのを私に見られてた。
The candles were seen blown out by him.
あれ?何か変なものが出てきましたね。そう!toが復活してます。前回ここで勉強したように、名詞を説明するのはto 不定詞の仕事です。でも、toは嫌われものなので省略されてしまって、原形不定詞になってました。なのに、受け身にすると、省略されていたtoが復活するのです。言い換えると、toが省略される前の古い形の不定詞がそのまま残っているわけです。これ、とっても重要なポイントですから、忘れちゃダメですよ!!お!この子達は、カレーにスパイスを入れるのを忘れちゃいましたね!さて、Bridgetは8月10日にMasaの誕生日をファンと一緒にお祝いしようというイベント、「MASA生誕祭」@三重・志摩DUVACHを企画しています。近くの子達は是非参加してくださいね。あ、遠くから来てくれてもかまいませんよ!
・Linda
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