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第2課 「文」(30)第5文型⑪

「やり直しの英文法」、第2課「文」の30回目です。前から第5文型の3つ目のパターン、知覚動詞について講義してます。知覚動詞の「OC関係」は、CがOを説明しているだけのこと。その説明の仕方が「~する」、「~している」、そして「~される」でした。こんな具合です。
「~する本」=不定詞(動きのある説明)
a book to read today
「~している本」=現在分詞(動きのある説明)
a book dealing with Japan
「~される本」=過去分詞(動きのある説明)
a book written in English
それを知覚動詞の英文に流し込むとこうなります。あ、on the birthday cakeは面倒なので削りました。
あたしはHiroyukiがロウソクを吹き消すのを見た。
I saw Hiroyuki blow out the candles.
あたしはHiroyukiがロウソクを吹き消しているのを見た。
I saw Hiroyuki  blowing out the candles.
あたしはロウソクがHiroyukiに(よって)吹き消されるのを見た。
I saw the candles blown out by Hiroyuki.
さて、赤い部分を比べて見てください。1箇所だけ「~する」のところが違っています。つまり、「~する」は不定詞のはずなのに、「吹き消す」がto blowじゃなくてblowになってます。言葉にはこういう省略が良く起こります。名詞を飾る動きのある説明にtoが必要なのは皆良く分かっているので、toがなくなっても問題ないわけです。このtoはかなり嫌われていて、よく省略されたり短縮形になったりします。そして、toが消えてなくなって原形だけが残った不定詞を「原形不定詞」と呼んでます。
次に、CがOを説明している「OC関係」だけを目立たせるとこうなります。つまり「今日読む本」の様に説明から先に訳します。
ロウソクを吹き消すHiroyuki
Hiroyuki  to blow out the candles
ロウソクを吹き消しているHiroyuki
Hiroyuki blowing out the candles
Hiroyukiに(よって)吹き消されるロウソク
the candles blown out by Hiroyuki
CはOのただの説明だから、Cを無くしてしまっても文が成り立ちます。
あたしはHiroyukiを見た。
I saw Hiroyuki ← Oの説明
これは「主語は何+どれがどうした+何を」の第3文型です。そして「何を(O)」を後ろからCが説明しているという「OC関係」を目立たせて和訳するとこうなります。
あたしはロウソクを吹き消すHiroyukiを見た。
I saw Hiroyuki ←to  blow out the candles.
あたしはロウソクを吹き消しているHiroyukiを見た。
I saw Hiroyuki ←blowing out the candles.
あたしはHiroyukiに(よって)吹き消されるロウソクを見た。
I saw the candles← blown out by Hiroyuki.
まとめておきます。OをCが説明するとき、「私=リンダ」とか「DJ COZY=変な子」という「O=C」の関係は、Oに動きがない場合には成り立ちますが、「OがCするのを見る」、「OがCしているのを見る」、「OがCされるのを見る」の様にOに動きがある知覚動詞の様な場合には成り立ちません。たまたま「O=Cしている」が進行形に、「O=Cされる」が受け身になってますけどね。知覚動詞の「OC関係」が嫌だったら、知覚動詞を第5文型ではなくて「第3文型+Oの説明」と考えると簡単!
Djcozyあ、DJ COZYの名誉のために言っときますが、彼はユーモアのセンス抜群のとっても楽しくていい子です。彼がいるだけで周りがパッと明るくなります。彼の場を仕切って盛り上げる力は、まさにDJに打ってつけですね。この間も、ステージの袖のところで偶然DJ COZYを見かけて、「YuとRyoがお世話になります」と言ったら、COZY曰く、「そうだよ~!」。そこで「こちらこそ、お世話になってます」と言っちゃ話が終わってしまいますからね!あたしはそんなCOZYが大好きです。
・Linda

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