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第2課 「文」(25)第5文型⑥

「やり直しの英文法」、第2課「文」の25回目です。前から第5文型について講義しています。今回は「思う+何を+どの様に」で使う動詞を「A to be B」と「A as B」の2つに分類してみましょう。
■A to be B型
ファンは彼らのことをすばらしいダンサーだと思っている。
Their fans think them [to be] great dancers.
Their fans believe them [to be] great dancers.
Their fans hold them [to be] great dancers.
Their fans suppose them [to be] great dancers.
thinkと同じで、believe も hold も「A to be B」を使って「AをBだと思う、考える」の意味を表現します。believeは「信じる」や「確信している」よりももっと軽い「思う、考える」の意味で使えます。また、holdは「しっかり持つ」から「心に抱く」→「思う、考える」と意味が広がります。supposeはthinkと同じ「思う」ですが、そう思う根拠が曖昧で軽い感じ。4つともto beを省略してしまった方が口語的になります。さて、次は「A  as  B」です。
■A as B型
ファンは彼らのことをすばらしいダンサーだと思っている。
Their fans think of them as great dancers.
Their fans look on them as great dancers.
Their fans see them as great dancers.
Their fans imagine them as great dancers.
lookだけだと「見える」の意味しかないので、「~を見る」にするにはlookの後ろに前置詞が必要になります。
ファンは彼らをうれしそうに見た。
Their fans looked happily at them.
あたしは彼女を疑いの目で見た。
I looked on her with suspicion.
look at Aやlook on Aで「Aを見る」になります。atは「一点のat」だから「Aを見つめる」、onは「接触のon」だから「Aに視線がひっついたり絡んだりしてる」感じです。特に、何かの感情や考えを持ってAを見るときに「look on A with考え・感情」を使います。ポイントを繰り返すと、look Aだけでは「Aに見える」の意味しかないので、look at Aやlook on Aにしないと「Aを見る」の意味にはなりません。seeは「見える」だから、例えば「カッコ良く見える」→「カッコ良いと見る」→「カッコ良いと思う」の様に意味が広がります。そして、imagineは「想像する」ですから、「AがBじゃないかと想像して思う」です。そう言えば2011年度の京都大学の問1にもimagine A as Bが出てきましたね。こんな英文です。
僕らは歴史を、僕らの「背後」に広がっている(お伽の)国のようなものだと考えている。
We imagine history as a country stretched out ‘behind’ us.
Yu&Ryo
あ、あたしの息子達が所属する事務所はAvexなのですが、そこにはAvex Artist Academyという学校があって、そこが主宰する「Avex夏休みチャレンジレッスン2014」というスペシャル企画でこの子達がダンスを教えます!
次回は「A as B型」でも「A to be B型」でも使える動詞を勉強しましょう。

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