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肌心地って何?

5月8日のNHKほっとイブニングで、「高級繊維のはぎれに価値を」と題して、繊維の街、愛知県一宮市でが行っているちょっと変わった取り組みを紹介していました。色んな事情で出てくるはぎれをメートル1000円で売ったり、デザイン加工して洋服として販売したりするイベントだったのですが、その布地を触っていたNHKのアナウンサーの女の子が一言、「とても肌心地がいい!」と言ったのにはびっくり!
言葉は生き物ですから、時代を反映した新しい言葉が生まれてきます。だから、先日オバマ大統領が来日し、安倍首相が寿司屋に連れて行ったときも「sushi diplomacy(寿司外交)」なる見出しが目に付きました。そして、NHKの子がやったのは「肌触り」と「着心地」を合体させて「肌心地」という新造語を作ったわけです
新しい言葉が生まれるのも言葉のダイナミズムなのですが、広辞苑には「肌心地」という見出し語はないので、これはまだまだ市民権を得ていない新造語ですから、NHKのアナウンサーが使っちゃいけません。自分がカメラの前でしゃべる言葉くらいちゃんと調べてから使いなさい!それが高い視聴料を分捕っている公共放送の義務だと薮下は思うのですがね。
あ、中間考査の準備に取りかかります。第1課「単語」の残りは「辞書の引き方」ですが、ちょっと時間がかかりそうです。もう少し待っていてください。第2課から「文」に取りかかる予定です。

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