第1課 「単語」(17)これがついたら名詞になる
「やり直しの英文法」の第17回目です。今回は名詞をつくる接尾語について勉強します。良く分からない子は次の例文を見てください。
⊿僕は友達に放課後日本語を教えています。
I teach Japanese to my friends after school.
⊿僕は君たちの先生です。
I’m your teacher.
これも「New Treasure English Series State1」の例文です。teachよりもteacherの方が先に出てくるのが面白いですね。もう分かったと思うのですが、接尾語の「-er」が付くと「~する人」くらいの意味になりましたね。これが「名詞を作る接尾語」です。他にもこんなのがあります。
employ(雇う)→employer(雇う人)=雇用主
train(訓練する)→trainer(訓練する人)=トレーナー、指導者
examine(試験をする)→examiner(試験をする人)=試験官
「-er」は「-or」になることもあります。
inspect(検査する)→inspector(検査する人)=検査官、警部
counsel(助言する)→counselor(助言する人)=助言者、カウンセラー
一方、「-er」が「-ee」になると「~される人」の意味になります。つまり、さっきと全く逆になります。
employ(雇う)→employee(雇われる人)=従業員
train(訓練する)→trainee(訓練される人)=練習生
examine(試験をする)→examinee(試験される人)=受験者
まだまだ「~する人」はこんなにあります。
「-ent」
study(勉強する)→student(勉強する人)=生徒
oppose(反対する)→opponent (反対する人)=敵対者
「-ist」
art(芸術)→artist(芸術をする人)=芸術家
tour(旅行)→tourist(旅行する人)=旅行者
「-ster」
gang(集団)→gangster(群れる人)=ギャング、悪党
young(若い)→youngster(若い人)=若者
「-ant」
assist(助ける)→assistant(助ける人)=助手
serve(仕える)→servant(仕える人)=召使い
「t」が取れて「-an」でも「人」を表現できます。
America(アメリカ)→American(アメリカの人)=アメリカ人
magic(魔法)→magician(魔法を使う人)=魔法使い、手品師
「人」ではなくて「こと・もの」に付く接尾語もあります。こんな具合です。
「-ence」「-ance」
appear(現れる)→appearance(現れること)=出現
innocent(無実の)→innocence(無実であること)=無罪、潔白
「-tion」
「-sion」 collect(集める)→collection(集めること)=収集
extend(広げる)→extension (広げること)=拡張、付け毛
「-ment」
judge(判断する)→judgement (判断すること)=判定
move(動く)→movement (動くこと)=行動、運動
「-ness」
happy(うれしい)→happiness(うれしいこと)=幸せ
kind(親切な)→kindness (親切なこと)=親切
「-th」
dead(死んだ)→death(死んだこと)=死
grow(成長する)→growth(成長すること)=成長
「-ty」、tで終わるなら「-y」だけ
vary(変わる)→variety(変わること)=変化、バラエティ
honest(正直な)→honesty(正直であること)=正直
こういうのを知っていると、単語がグンと覚えやすくなります。
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This was written by
yabu. Posted on
木曜日, 4月 10, 2014, at 12:02 PM. Filed under
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