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第1課 単語(1) 単語は語呂合わせで覚えなさい!

当初の予定を大幅に遅れてのスタートになってしまいましたが、今日から「やり直しの英文法」の連載を始めます。「やり直しの英文法」は、中学で3年間英語を勉強はしたんだけれど、英語と日本語との違いをしっかり教わらなかった子、文法用語が良く分からない子、覚えることだらけで英語が嫌いになってしまった子のために、「学校英文法」とは別の視点から英文法を説明しようというものです。
そもそも「学校英文法」なんて括(クク)りはないのかもしれませんが、学校で教える文法がアカデミックな(学究的な)文法体系にキソを置く限りは、どうしてもそれは理由が良く分からない機械的な規則のかたまりになってしまいます。前にここでも書いたのですが、英文法なんてキレイな球形をしていたガラス玉を粉々に砕いて、その破片に名前を付けてゆくようなものです。見方が変わると、同じ破片でも別の名前になってしまいます。これを繰り返すうちに、元のキレイな形を僕らは見失ってしまうわけです。結局、文法というのは言葉の死骸の標本みたいなもので、そこからは言葉の生き生きとした姿は見えてきません。そんな文法のことを薮下はここで「学校英文法」と呼んでいます。
薮下が教えている名古屋高校・中学校ではZ会の「New Treasure English Series」というテキストを使っています。せっかくですから、名中の子たちの勉強にもなればと考え、「New Treasure English Series」の各レッスンのGrammarをベースにして話を展開させようと思っています。例文も「New Treasure English Series」のものを使うので、予習・復習にはもってこいです。
apple
さて、今日からしばらくは「単語」の話をします。「New Treasure English Series」の最初のところに、「Let’s Start! アルファベットと英語の単語を覚えましょう」というのがあって、こんな絵がAからZまで26個並んでいます。この2ページだけでも26個の単語が出てきます。これが「New Treasure English Series」STAGE1の1冊になると約1000語になります。英語って、なんだかんだ言っても単語です。単語さえ分かれば文法がちょっと分からなくても国語力で押し切れば大体何が言いたいか分かります。逆に単語が分からないと、文法問題集を何冊やっても単語がちょっと変わってしまうだけで自分が1度やった問題だと気がつきません。
そこで1つ提案なのですが、「今日から単語を覚えよう!」と決心してください。何があっても途中で止めないと覚悟を決めてください。あ、この「覚悟する」という日本語は、「困難を予想してそれを受け止める心構えをすること」です。だから、それがどんなに辛いことでも逃げずに受け止めると決めるのです。ま、命には関わりませんからそんなに大したことじゃないんですがね。
◆「アップルのiPhoneにはリンゴのマーク」
これは、左の「アップル」がappleの発音を、右の「リンゴ」がその意味を表しています。これは「富士山麓にオオム鳴く(√5)」とか「いい国つくろう鎌倉幕府(1192年幕府成立)」と同じで、英語の単語を覚えるための語呂合わせです。こういうのを利用すると短期間にたくさんの単語を頭に入れることができますよ!薮下もそうですが、英語の教師って子供達が学校で英語だけをやっていると思っちゃうんですよね。他にもたくさん覚えることがあるのにね!!薮下は大いに反省していますが、その代わりにちゃんと覚えなきゃならない単語に「連想記憶術」を付けてあげてますよね。薮研のここに載ってるやつです。「ヤバイ英単語」のブログ記事も参考になります。頑張って単語を覚えましょう。そして、記憶術を味方につけた子は必ず成功しますよ!これは受験だけじゃなくいろんな仕事にも言えることです。
ちなみに、アップルiPhoneのリンゴマークは、ニュートンがリンゴが木から落ちるのを見て万有引力の法則を見つけたことに引っかけているそうです。あ、ちょっと右側が欠けているのは、パソコンのハードディスクの容量の単位であるバイト(byte)と「かじる」の意味のバイト(bite)を引っかけているそうです。面白いよね。

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