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【講義ノート158】「~してやっと・・・する」

■今夜になってやっとその知らせを聞いた。
I did not hear the news until tonight.
「今夜になるまではその知らせを聞かなかった」が原義となって「今夜になってやっと(初めて)その知らせを聞いた」の意味を表現します。それをIt is~thatの強調構文にしたのが次の例文です。
■この知らせを聞くことは、今夜まではなかった。
It was not until tonight that I heard the news.
肯定の強調構文it is A[強調]+that B[残り]で「B[残り]はA[強調]だ」と和訳しました。こんな具合です。
君のことを愛しているのは僕だ。
It is I that love you.←I love you.(肯定文)
一方、ここで使っているのは否定の強調構文で、「It is not A that B」の形で「BはAではない」の意味を表現します。
君のことを愛しているのは僕じゃない。
It is not I that love you.←I don’t love you.(否定文)
■今夜まではなかったのよ!この知らせを聞くことはね。
Not until tonight did I hear the news.
「not until+名詞」がセットになって意味を持つことがよくあります。こんな具合です。
彼はいつアメリカに行くの?」「今週末だよ」
“When does he leave for America?”  “Not until this weekend.”
これは”He does not leave for America until this weekend.”の省略形です。そこで、Not until tonightを強調のために文頭に引っ張り出します。すると、not until名詞は否定語なので、直後の文で「疑問文型の倒置」が起こります。それでは類題です。
私たちは健康を損なうまで、その大切さに気がつきません。
It is [ not / we / our / health / until / that / have lost ] we realize its value.
→It is not until we have lost our health that we realize its value.
【第33章 否定(2)】例文=295

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