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【講義ノート151】「準否定語」

■僕は彼が言っていることがほとんど分からなかった
I could hardly[scarcely] understand what he was saying.
■僕は彼が言っていることがかろうじて分かった
I could barely understand what he was saying.
上は、彼が言っていることがどの程度理解できたかを「ほとんど理解できない」と否定しています。ま、準否定語なのですから否定するのは当たり前ですね。一方、下は全くの逆で「かろうじて理解できる」と肯定しています。この2つの区別をつけることが重要です。
■あたしはめったにクラシックは聴かない
I rarely[seldom] listen to classical music.
=I hardly[scarcely]ever listen to classical music.
今度は、自分がクラシックを聴く頻度を「ほとんど聴かない」と言っています。さっきやった程度も、この頻度も、日本語はどちらも「ほとんど~ない」になっているのに注意が必要です。そして、さっきやった程度のhardlyやscarcelyがeverと一緒になると頻度の表現になるのも大切ですよ。

 

■うちの庭には花がほとんどない。
There are hardly [scarcely] any flowers in our garden.
=There are almost no flowers in our garden.
あ、程度のhardlyやscarcelyと「any+名詞」が一緒になると、「名詞がほとんどない」の意味になります。それでは類題を解いて見ましょう。
We (     ) ever see Tom anymore.  What has he been doing?【③】
①almost・・・・②mostly
③hardly・・・・④usually
■今では滅多にトムに会わないけど。何をしているんだろうね。
【第32章 否定(1)】例文=288

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