①副詞になる
■チビチビ使えば、1缶が少なくとも2週間は持ちます。
Used economically, one can will last for at least two weeks.
←If it is used economically, one can will last at least two weeks.
受け身が分詞構文化されると、Beingは普通省略されるので、過去分詞から始まる分詞構文になります。「文頭の-ing」と同じで、文が分詞から始まってコンマ(,)で区切れているような場合は分詞構文です。そして、コンマまでが文頭副詞になっています。あ、分詞構文を読むときに大切なのは、「主語が省略されているかどうか」をちゃんと判別することです。例文は接続詞も主語も両方とも省略されていますね。だったら、コンマ右の主節文の主語、one canをちゃんと補って、副詞節if one can is used economicallyを完成させてやることです。
【読み方】ですが、文頭ですから「左にスラッシュ(/)」は不要です。それに、文頭副詞の塊(かたまり)はコンマで区切れてますから、コンマの場所にスラッシュ(/)を入れる必要はないでしょう。「文頭の-ed」が分詞構文だと確認できればそれでOKです。
▼チビチビ使ったので、1缶が2週間持ちました。
Having been used economically, one can lasted for two weeks.
←Because it had been used economically, one can lasted for two weeks.
受け身を分詞構文化しても、beingが省略されない場合もあります。例文のように、原因である「経済的に使った」の時間と、その結果である「2週間持った」の時間には当然ズレがある場合です。そのズレを表現するのに「過去より古いhad+過去分詞」が使われています。そして、このズレを表現するにはbe動詞を省略するわけには行きません。あ、had beenは語形変化してはいますが、これもbe動詞ですよ!
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