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「春のアブラゼミ・第12日目」を追加しました!

先日、「素敵なサムシング」をネタに、見栄えを良くするためだけに英語を利用する日本人の言葉に対する不誠実な態度について書きました。でも、考えてみればこのことは今に始まった訳じゃないんですよね。
例えば、baseballに「野球」という訳語を充(あ)てたのは、かの有名な正岡子規です。原で球を追っかけ回すんだから、「野球」という訳語は言い得て妙だと思うでしょ!?ところが、そうじゃないのよ!正岡子規は、本名を「升(のぼる)」といって、baseballをして遊ぶうちに、自分の名前の「のぼる」をもじって「野ボール」、ボールは「球」だから「野球」とふざけて呼んでいたのが、そのうちに定着てしまったそうです。これって、言葉を完全にナメてますよね!
こんな風だから、僕らは昔から英語をちょっと洒落たお飾りくらいにしか思っていないというわけです。これを「日本人の言葉に対する柔軟性」と呼ぶ人もいますが、薮下には「傲慢な態度」としか思えません。もし、柔軟であるならば、僕らは他国の言語や文化を、それが持っている形を変えることなく、そのまま受け入れているはずですよね。ところが、僕ら日本人はことごとくそれを「変形」させて、僕らに合わせないと気が済みません。これって本当に「柔軟性」でしょうかね?!
あ、また変な話になってしまいました。ごめんなさい。さて、「春のアブラゼミ・第12日目」です。今回もthatの勉強しましょう。内容が難しくなるにつれ、使われる単語の抽象度がだんだん高くなってきます。初めてお目にかかる単語は、ちゃんとスーパー単語プリントに書き込んで、いつでも見て覚えられるようにしておきなさいよ!

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