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【英語の読み方 2】「係(かか)りと結び」②

■今日読まなければならない本(不定詞の形容詞用法
a book ←/to read today//
■父が僕に買ってくれた本(関係代名詞のthat
a book←/that Father bought for me//
■日本を扱っている本(現在分詞
a book←/dealing with Japan//
今日は、「本」に係(かか)っている形容詞を3つ勉強をしましょう。3つとも2語以上の長い形容詞だから、名詞の後に係ってますね。これは「ETの法則」といって英語の持ってるクセの1つです。気になる子はここを読み直してください。
一番上のto不定詞は「まだやっていないこと」を表すので、「これからやるつもりのこと」「やらなきゃいけないもの」を表現するときに使います。真ん中の関係代名詞の that は、その直後には不完全ではあるけれど文が来るので、パッケージの大きな長い飾りになるのが特徴です。一番下の現在分詞は「~している」の意味の動きのある飾りを作れます。あ、これ以外にも後置修飾のパターンがあと2つあります。ついでに覚えておいてください。
▼英語で書かれた本(過去分詞
a book←/written in English//
▼机の上の本(前置詞+名詞
a book←/on the desk//
英語の性能の良さは、同じtoやthatや-ingで他にも色んな使い方ができることです。僕らとしては、この性能の良さが厄介なのですがね。下の例文は全部、「ことシリーズ」で名詞になってます。「ことシリーズ」の名詞は、形容詞と違って何かに係っているわけではないので、矢印(←)は付いていませんよ。
■一日中本を読むのはとても楽しい。(不定詞の名詞用法
To read a book all day long is very fun.
■父が僕に本を買ってくれたのは本当です。(従属接続詞のthat
It is true that Father bought a book for me.
■うちの雑誌は日本を扱い始めた。(動名詞
Our magazine started dealing with Japan.
さっきは「読むべき」が「本」を飾っていたのでto readだけで良かったのですが、「本を読むこと」はto read a book にならなきゃいけません。そして、ことシリーズのthatの直後には完全な文が来るので、Father bought a bookとこっちも目的語a bookが必要なことに注意してください。さて、最後の例文はto、that、-ingが副詞になる場合です。
■本を読むために図書館へ行った。(不定詞の副詞用法
I went to the library to read a book.
■父が僕に本を買ってくれて嬉しかった。(なぜ・どうしてのthat=感情の根拠
I was glad that Father bought a book for me.
■日本を扱っているので、うちの雑誌は日本人に人気がある。(分詞構文
Dealing with Japan, our magazine is popular among Japanese.
「副詞」は文頭や文末に置いて、ちょっと離れた動詞に係っていることがあるので、やっぱり矢印は付いていません。あ、「係りと結び」からちょっと話が逸れてしまいましたね。でも、英語が読めるようになるためには、toやthatや-ingが、形容詞なのか名詞なのか副詞なのかを瞬時に判断できないといけません。だから、toやthatや-ingが出てきたら、その左にスラッシュ(/)を入れて、これは形容詞なのか、名詞なのか、副詞なのかをいつも考えるようにしてください。
・to、that、-ingが出てきたら、その左側にスラッシュを入れて、形容詞か名詞か副詞かを考える。
・形容詞だったら、飾られる名詞に向かって矢印を書き入れる。

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