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Allen君からの質問

<質問>
お久しぶりです。
最近開いていなかったので、読みなおしています^^;
分詞構文を読んでいる時に少し疑問に思ったので、愚問であれば大変申し訳ありません。
分詞構文には、接続後や主語を減らして文を短くする特徴があるということは大体わかりました。そこで、友人とメールをする時に英文で送ることもあり、分詞構文を使おうと思いまして・・・
「僕昨日、歌を歌いながら英語の勉強したよ」
Yesterday singing a song, I studied English.
こんな感じで良かったんでしょうかね・・・?
また別の機会に英文を書いた時
「彼は明日学校に遅刻するだろうから、僕が今のうちにそれを練習しておくよ。」
(脳内↓)
Because he will be late for school tomorrow, I practice before it’s too late.
分詞構文にしてみると、
「Will」 being late for school tomorrow, I practice before it’s too late.
なんか疑問文みたいに・・・Σ(@ロ@;)ガーン
というわけで、副詞節に助動詞が入っていた場合の分詞構文の作り方があれば教えて下さい。
<回答>
Allen君、本当に久しぶりです!質問に、愚問も良問もありません。違和感を感じた時には迷わず投稿してくださいね。さて、最初のご質問ですが、「同時」表現は「オマケ」の方が分詞化して、付帯状況分詞構文で表現します。つまり、こんな具合です。
■昨日、僕は歌を歌いながら英語の勉強をした。
I studied English, singing a song yesterday.
「勉強をする」が言いたい中心文で、「歌を歌いながら」が「同時」に行われるオマケの動作ですよね。だから付帯状況分詞構文の「,~ing」を使って「~しながら」を表現するのが一般的ですね。そして、Allen君の英文だと「連続」を表現することになってしまいます。でも、「歌を歌ってから勉強をする」って何か変だよね。
▼僕は昨日、歌を歌ってから英語の勉強をした。
Singing a song, I studied English yesterday.
さて、次に未来の文を分詞構文化するにはどうするか、という質問ですが、ハッキリ言って分詞構文にはしません。どうしてかというと、未来の文は安定していないからです。未来の予想なんて全く当てにならないもんね。分詞構文は省略表現だから、文が安定していないと省略できません。そして、文が安定するには「AしたときB」か「AだからB」でしたね。そして、Allen君の英文は「AだからB」の因果文のように見えますね。でも因果文とは厳密に言うと、「Aが原因で、その結果としてBが起こる」です。残念ながら「明日、彼は学校を遅刻するのが原因で、僕は結果としてそれを練習する」という因果関係は成立してはいません。
ま、独立分詞構文には未来の内容を表現するのも中にはありますが、基本的に未来形の英文はあんまり分詞構文化しないと思っていてください。そして、分詞構文は一種の格式文で、裁判所の条文や国家間の条約なんかでよく見ます。だから、友人とのメールではあんまり使わない方が良いと思います。

One Comment

  1. Allen wrote:

    ありがとうございます。
    例文が上手く思いつかないのですが、
    will以外に、canやmayの場合も「物事が安定しない」という理由で使われないと考えてもよいのですか?
    mustの場合、「~に違いない」という意味で使われるときは、あまり不安定だとは思わないのですが・・・

    金曜日, 1月 13, 2012 at 8:24 PM | Permalink

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