【講義ノート37】「できることなら」のwould like to
■できれば僕は家にいたい。
I would like to stay home.
I would want to stay home.
I would love to stay home.
I would hope to stay home.
I would wish to stay home.
I would desire to stay home.
助動詞wouldの慣用表現に would like to というのがあります。文法書には、want toよりも丁寧な表現で、会話ではI’d like to~のように発話される、とあります。ま、確かにその通りなのですが、どうしてwant toより丁寧なのかの説明はありません。これは当然で、このwouldは仮定法のwouldなのですからね!
▼あなたのようなロマンチストなら、きっとそう思うでしょうね。
A romanticist like you would naturally think so.
これは、主語のA romanticist like youの中に条件が隠されていますね。でも、例文は条件文が完全に省略されているパターンです。こんな具合です。
▼僕にそんなことを言うなんて、できることなら殺してやりたいくらいだ。(お!ちょっと物騒ですね)
I should kill you for saying that to me.
条件文が完全に省略されている場合は、次の3つの訳語を当てはめてみます。
①もしかすると
②できることなら
③やろうと思えば
例文では「できることなら」を補って訳していますね。だから、「~したい」のwant toよりも「できることなら~したい」のwould like toの方が丁寧に決まってます。そして、次の表現は全部「~したい」です。
want to
like to
love to
hope to
wish to
desire to
その前に助動詞のwouldがついたのが上の例文です。だから、例文はすべて「できれば~したい」となります。もちろん、完全に意味・用法が一致するわけがありませんが、ほぼ同じだと考えても支障はありません。よくwould like toとwould want toとではどっちが丁寧ですかという質問をする子がいますが、そんな細かいことを気にしなくても大丈夫ですよ!
【第10章 助動詞(3)】
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This was written by
yabu. Posted on
金曜日, 10月 28, 2011, at 5:23 AM. Filed under
「ヤバイ英文法」. Bookmark the
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2 Comments
こんにちは。If you desireでもしあなたが希望するなら とゆう意味になるでしょうか? If you wantだとなんか上からなきがして・・・あとif you would likeだと長くて(汗)教えてくださいm(_ _)m
If you wantとかIf you wishはそのままでも使いますが、If you desireだけではちょっと足りません。If you so desireとか、If you desire to do soなどの具体的な目的がやっぱりないとおかしな感じがします。そして、不定詞には「代不定詞」という省略の決まりがあるので、toまで書いてそれ以下省略しますから、If you would likeではダメで、If you would like toならOKですよ。
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