覇王ワンフーからの質問
<質問>
イディオムを勉強していたら take A for B と mistake A for B というのがあったんですが、どちらにも「AをBと間違える」という意味がありました。 mistakeの方は納得がいくんですけど、takeがなんでmistakeと同じ意味になるのかが分かりません。是非教えて下さい。
<回答>
ワンフー君!久しぶりですね。takeは「取る」が原義で、そこから「AをBだと受け取る」とか「AをBだと取り違える」の意味でも使えるわけです。例えば「僕は彼女の言葉を僕に対する好意の表れだと受け取った」とか「僕は彼女の言葉を僕に対する好意の表れだと取り違えた」なんて言うのがそれに当たります。そして、「受け取る」と「取り違える」を区別するのが「AをBだと」の部分なのです。こんな具合です。
■僕は彼女の言葉を僕に対する好意の表れだと受け取った。
I took her words as an expression of her love for me.
I took her words for an expression of her love for me.
「A as B」のasは「資格のas」で「~として」の意味の前置詞です。一方、「A for B」のforは「代理・代用のfor」とか「交換のfor」で使います。代理・代用にしても交換にしても、Aとは全く別のモノであるBと取り替えたり、交換したりするわけです。つまり、シャツを1000円と交換したり、椅子を台の代わりに使ったりするわけです。こんな具合です。
▼僕はこのシャツを1000円で買った。
I bought this shirt for 1,000 yen.
▼あたしは足台の代わりに椅子を使った。
I used a chair for a footstool.
そう言うわけで、「AをBだと思う」は「AをBとして受け取る」と発想してtake A as Bを、「間違ってAをBだと思う」は「Aを全く別物のBだと取り違える」と発想しtake A for Bを使います。そして、「間違って」の意味をハッキリさせているのがmistake A for Bで、どちらもA for Bですから takeもmistakeも同じ表現だと考えて良いわけです。あ、「AをBだと思う、見なす、考える」の表現は、一度ここで喋っていますので参照してみてくださいね。
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One Comment
初めてましてですね
最近ワークをやらなければと思い昔買ったやつを今頃になって時始めています!( ̄▽ ̄)
そこで、ワークなどをやっている時に、
andが何を繋いでるかたまに分からなくなります
確実に分かる方法を教えていただければ幸いです!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
接続詞や関係代名詞などが入るとわかんなくなってきます!
例文を交えてくれると幸いです
後、文を訳している時にOやCなど品詞分解が、できない時があります
それについてもかくじつに分かる方法を教えていただけると幸いですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
後、このコメントはどれぐらい書けばいいんですか?書いても書いてもthere was an error posting your comment.
Maybe it was too short?
って出てきます
この機能はなくてもいいのでは?
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