Skip to content

構文065「仮定法構文」その5「なければシリーズ」

■もしあなたの手助けがなければ、僕は成功できないだろう。
If you did not help me, I could not succeed.
If it were not for your help, I could not succeed.
Were it not for your help, I could not succeed.
But for your help, I could not succeed.
Without your help, I could not succeed.
今回は、お馴染みの「もし今~がなければ」の表現です。「今を悔やむときは過去形で悔やめ」ですから、例文は全部過去形に成っていますね。If it were not for your helpやBut for your helpのforは「理由・原因」、but Aは「Aを除いて・A以外」の意味です。だから、「もし今の状況が君のお陰を被ることがなければ」くらいの意味になる、と以前ここで説明しました。Wereから始まるのは、「疑問文型」の倒置です。これも、ここで一度説明しました。もう一度読み返しておいてくださいね。あ、薮研の右側の検索窓を使えば、以前やった項目を探すことができます。索引代わりに利用して見てください。さて、次は「もしあの時~がなかったら」です。
■もしあの時あなたの手助けがなければ、僕は成功できなかっただろう。
If you had not helped me, I could not have succeeded.
If it had not been for your help, I could not have succeeded.
Had it not been for your help, I could not have succeeded.
Without your help, I could not have succeeded.
But for your help, I could not have succeeded.
「昔を悔やむときはhad+過去分詞形で悔やめ!でも助動詞の後ろはhave」ですから、例文は全部had+過去分詞形、助動詞の後ろはhave+過去分詞形になってます。But for your helpやWithout your helpは前置詞句ですから時間を表すことができず、これだけだと「今」なのか「あの時」なのか分かりません。帰結節のcould not succeedやcould not have succeededを見て初めてそれが分かります。同じ意味を表す「君のおかげで僕は成功できた」に書き換えが可能です。これもここのところでやりましたね!
■君の手助けのお陰で、僕は成功することがでだ。
Thanks [Owing / Due] to your help, I could succeed.
On account of your help, I could succeed.
Because of  your help, I could succeeded.
それでは、類題を解いてみましょう。
If we did not have water, we could not live.
=(      ) water, we could not live.【Without】
=(      )(      ) water, we could not live.【But for】
=(      )(      )(      )(      )(      ) water, we could not live.【If it were not for】
= Were (      )(      )(      ) water, we could not live.【it not for】
■今、水かなければ、僕らは生きて行けないだろう。
If it had not been for your help, he would have failed.
= (      )(      ) your help, he would have failed.【But for】
■あの時、君の手助けがなければ、彼は破産していただろう。

4 Comments

  1. キャベツとレタスの違い君 wrote:

    レッスン8の40と42の訳を教えてください!

    日曜日, 6月 12, 2011 at 8:15 PM | Permalink
  2. yabu wrote:

    キャベツ君!早々と試験勉強にとりかかりましたね。この着手の早さが君に成功をもたらします。和訳は次の通りです。
    (40)それ以来、セヴァンは自然環境のためにさまざまな活動を行ってきました。世界の多くの地域で講演をすることもその一つです。
    (42)彼女は、普段の生活の中で小さな一歩を踏み出すことを提案しています。たとえば、自然の中に出ていったり、あるいはただ公園に行ったりして、自然が大切である理由を考えることなどです。

    月曜日, 6月 13, 2011 at 5:01 AM | Permalink
  3. 風林火山 wrote:

    一番うえの文って前半が仮定法になるのは解るんですけど、後半は「成功する」のは未来のことだからcouldではなくcanじゃないんですか?

    日曜日, 6月 26, 2011 at 8:02 PM | Permalink
  4. yabu wrote:

    風林火山君。ちゃんと勉強してますね!ご質問の例文は、歴とした仮定法過去です。つまり、今を悔やんでいるわけです。事実として「君の手助けがるので、僕は上手く行っている」、ひっくり返して「もし君の手助けがなければ、僕は上手く行かないね」くらいの意味です。

    月曜日, 6月 27, 2011 at 11:01 AM | Permalink

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*