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方法はhowとは限らない?!(第24章 関係詞3・第8講)

■こうして彼は事業で成功した。
This is the way.-言いたい文
He succeeded in business in this way.-飾りの文
やっぱり、ポイントは「この様にして」の意味のin this wayです。前置詞は「手段・方法のin」です。ちなみに、in the wayでは、道の真ん中に障害物がある様子を表現していて「邪魔になって」とか「道を塞いで」の意味になるので、全然ダメです!
◇お邪魔ですか?
Am I in the way?
耳にタコができたと思うのですが、やっぱり「世の中には人とモノしかなく、先行詞が人じゃなければ全部モノでwhich」が大切です。in this wayがin whichとなり、「前置詞+関係代名詞=関係副詞」なのでhowが出てきます。
This is the way.
★He succeeded in business <in this way>.
                        ↓
                     in which
                        ↓
                       how
→This is the way in which he succeeded in business.(◎)
→This is the way how he succeeded in business.(×)
いままで通りなら、これで上手く行くのですが、howではそうは行きません!なぜなら、the way howとやってはダメなのです!the wayとhowは一緒に使えません。どうしてダメなのかは次回の「先行詞や関係詞の省略」のところで説明します。
あ、the wayが他動詞の目的語になるパターンをやるのを忘れてました!こんな具合です。
■これが車を販売するのにBMWが採用した方法だ。
This is the way.-言いたい文
BMW adopted the way to sell cars.-飾りの文
This is the way.
★BMW adopted <the way> to sell cars.
               ↓
              which
→This is the way which BMW adopted to sell cars.
でも、現代英語はこの場合、whichよりもthatを好んで使います。もっと言うと、英文法崩壊の危機なのですが、関係副詞where、when、why、howの代用としてthatが平気で使われています。上の例で言うと、こうなります。
◇こうして彼は事業で成功した。
This is the way that he succeeded in business.
要は、人間は面倒が嫌いで、複雑な表現をどんどん簡略化してしまうと言うことでしょう。ま、これは出題されませんから忘れてしまってくださいね。

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