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構文052「独立不定詞いろいろ」その5(不定詞構文12)

■公平に評価すれば彼が断ったのは正しかったと言わねばならない。
To do him justice, we must say that he was right to refuse.
To do justice to him, we must say that he was right to refuse.
If we do him justice, we must say that he was right to refuse.
独立不定詞の最終回です。これで不定詞構文もお仕舞いです。本当は独立不定詞初回のところで、これを一緒に覚えてしまった方が良かったかもしれませんね。どうしてかというと、これも「不定詞が条件ifの意味を持つ」表現の仲間だからです。そして、このdoは「人に害や益をもたらす・与える」の意味で、第4文型を導きます。だから直後が「誰に+何を」の語順になります。逆にすると「何を+to 誰に」ですね。do juscitce to himになっているのはそう言うわけです。つまり、giveの場合と全く同じなわけです。例文を挙げておきます。
◇お願いがあるのですが(君の助力、手助けを僕に与えてくださいませんか)。
Would you do me a favor?
◇喫煙は百害あって一利なし。
Smoking does you more harm than good.
例文もこれと同じで、「彼に正当な評価を与えるなら」の意味がdo him justiceです。justiceは「正義」とか「公正」などの意味意外に、「正当性」や「正当な評価」の意味があります。あ、ついでに、もう1つdoの用法を覚えておきましょう。
◇いつが都合がよいですか? いつでもいいですよ!
“When is it convenient for you?”  “Anytime will do.”
このdoは普通、willと一緒に使って「役に立つ」とか「都合がよい」「とりあえず用を足すことができる」の意味を表します。あ、あ、次のも覚えておいてください。次回から「名詞構文」をやります。高橋先輩、お待たせしました!
■彼は骨と皮だけだとは言わないまでも痩せている。
He is slim, not to say skinny.
それでは、類題を解いてみましょう。
公平に見て、彼はウソつきではないと言わねばならない。【do】
To (     ) him justice, we must say that he is not a liar.

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