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構文052「独立不定詞いろいろ」その4(不定詞構文11)

■彼はいわゆるユニークな人だ。
He is, so to speak, an unusual man.
He is what we [you, they] call an unusual man.
独立不定詞の4回目です。今回は「いわゆる」の表現をやります。「独立」ですから、独立不定詞の「いわゆる」の方は主節からコンマ(,)で切り離されているのですが、いつもと違うのは文頭にないことです。つまり、so to speakは挿入語句として用いるのが普通で、文頭には来ません。だから、こんなのもOKです。
■彼はいわゆるユニークな人だ。
He is an unusual man, so to speak.
一方、関係代名詞what(こと・ものwhat)を使った書き換えは、コンマ(,)による挿入語句にはなっていません。どうしてかというと、what we call an unusual manがセットで「僕らがユニークな人だと呼んでいるところのもの」くらいの意味になっているからです。じゃあ、関係代名詞のwhatを使うと挿入語句にはならないのかと言うと、そうではありません。こんなのがありますj。
■僕は仕事に遅れた。さらに悪いことには上司に僕が入るのを見られた。
I was late to work, and what is worse, the boss saw me come in.
I was late to work, and to make matters worse, the boss saw me come in.
ま、これは「Aである、さらに悪いことに、Bである」という文意を考えると当然なのですが、独立不定詞も関係代名詞whatも両方とも挿入的に使用されているのが分かります。今回はこれでお仕舞いです。
それでは、類題を解いてみましょう。
He is, (     ) to speak, a walking dictionary.【④】
①as・・・・・・・②about
③even・・・・・④so
■彼は、いわば生き字引だ。
He is (     ) is called a diligent student.【①】
①what・・・・②who
③that・・・・・④which
■彼はいわゆる真面目な学生だ。
It was getting dark, and (     ) was worse, we couldn’t find our hotel.【③】
①which・・・②that                                                                             ③what・・・・④but
■辺りはだんだん暗くなり、さらに悪いことに、僕らはホテルを見つけられなかった。
We ran out of gas, and to make matters (     ), it started snowing.【①】
①worse・・・②worsen
③worst・・・④worth
■ガス欠になり、さらに悪いことに、行きが降り出した。

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