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構文052「独立不定詞いろいろ」その2(不定詞構文9)

■実を言うと、僕は昨夜一睡もできませんでした。
To tell [you] the truth, I didn’t get any sleep last night.
As a matter of fact, I didn’t get any sleep last night.
独立不定詞の第2回目です。「話者が自分のしゃべる内容に対してちょっとコメントをする表現」が独立不定詞でしたね。今回の例文の「実を言うと」もその中に含まれます。でも、よく見るとこの英文、ちっとも「独立」じゃないことが分かります。だって、本当のことを言っているのも「私」、内容も「私」が寝られなかったことでしょ!
■もし僕が君に本当のことを言うなら、僕は昨夜一睡もできなかったのですよ。
If I tell you the truth, I didn’t get any sleep last night.
「独立」の定義は「主節の主語とは別の人間である話者が、主節とは独立してモノを言っていること」なのだから、主語が同じこの例文は、決して「独立」ではないことになってしまいます。英文法の体系化って、本当に厄介ですよね!もう、いっその事、体系化するのを止めてしまってはどうでしょうね。分けないで有りのまま切り出して置いておくだけ!あ、段々閑話(かんわ=無駄な話)っぱくなってきました。ごめんなさい。2つ目の例文に出てくるasは「資格のas」です。こんなやつでしたね。
■僕は英語の教師として君たちに英語を教えています。
I am teaching you English as an English instructor.
ですからas a matter of factを上手に日本語にすると「実際問題として」くらいの意味になります。今日はこれでお仕舞いです。いつも、これくらいスッキリ素早く話が終わると良いのですがね。
それでは、類題を解いてみましょう。
実を言うと、あの俳優は結婚しているんだ。【tell】
To (     ) the truth, that actor is married.
As a matter of (     ), she has never been to London.【④】
①truth・・・・・②honest                                                                              ③frank・・・・・④fact
■実際のところ、彼女はロンドンには1度も行ったことがない。

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