Skip to content

関係代名詞の非制限用法って何?(その1)

最初に関係代名詞の話をします。この話を<英文法基礎のキソ>でやれば良いのですが、あっちの方は今「比較構文」をやっているので、なかなか関係代名詞が出てこない。だからこっちでやってしまいましょう。
中学の時に習ったthatには2つの用法があったよね。1つは「あの~(形容詞)」、もう1つが「あれ(名詞)」。thatが1語の名詞として使えることをちゃんと覚えておくこと。次の英文も「あれ(名詞)」」が使われている。
That is my house.
あれは僕の家だ。
これとまったく同じ「that(名詞)」を使った次の英語を見て欲しい。
■I have a guitar, and that has a very good sound.
僕はギターを持っていて、それはとても音色が良い。
さて、この英語をよく見ると、「that(名詞)」がまるで関係代名詞のthatに見えてこないでしょうか?そう、これが関係代名詞の始まりだと言われています。中世の頃のイギリスのお話です。
■I have a guitar, and that has a very good sound.  「and+that(名詞)」
→ I have a guitar ,that has a very good sound.      「関係代名詞のthat」
僕はギターを持っていて、それはとても音色が良い。
だから、関係代名詞を定義すると、「接続詞と代名詞の2つの働きを持つ語」となる。つまり、関係代名詞thatにはandの働きと名詞that(正確には代名詞)の働きの2つがキュッと詰まっているわけです。でも、よく見るとthatの前にコンマがありますね。このコンマは一体何なのでしょうか。コンマのないthatの話は次の次に出てきますので楽しみにしていてください。
ここまでが歴史の話です。はい、もう忘れてください。関係代名詞thatの歴史を知っていても英語は読めません。・

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*