■僕は本を読むよりも書く方が好きだ。
I prefer writing to reading.
=I prefer to write rather than to read.
=I like writing better than reading.
prefer A rather than Bだが、AやBが不定詞の場合prefer A to Bを使うとtoがダブってしまうので仕方なくrather thanを使う。
×I prefer to write to to read.
likeとpreferの違いだが、「like A」は何かと比較するわけでなくストレートに「Aが好きだ!」と言っている。一方、「prefer A」は何かと比較して「Aの方が好きだ」と言っている。だからlikeは「like A better than B」の様にthanで対比・対立を浮き立たせなければならない。一方preferは初めから対比・対照の意味を含むので「prefer A to B」の様にtoで対象を指さすだけで良い。
初めから何かと比較・対照することを前提とする表現は次の5つ。だから、次の5つはthanではなくてtoを使う。
・prefer A to B
・A is junior to B.
・A is senior to B.
・A is superior to B.
・A is inferior to B.
・A is prior toB.
それでは類題を解いて見ましょう。
I prefer going to the gym ( ) watching TV at home.【③】
①with・・・・②at
③to・・・・・・④from
■僕は家でテレビを見ているよりもジムに行きたい。【④】
This computer is ( ) to mine.
①better・・・・・・②important
③efficient・・・・④superior
■このコンピュータは僕のよりも性能がよい。
私は兄より5歳年下です。[1語不要]
[brother / five / I’m / junior / my / to / years / younger]
→I’m five years junior to my brother. ×younger
・
8 Comments
A is junior to B.
A is senior to B.
A is superior to B.
A is inferior to B.
A is prior to B.
の意味をそれぞれ教えてください。
Z社長!この質問にはお答えできません。なぜなら、辞書を引きさえすれば簡単に答えが見つかるからです。辞書を引かずして英語力は伸びませんよ!それはまるで、スポーツ選手が他人に筋トレをさせることで自分の筋力をアップさせようとしているようなものです。まだ電子辞書が普及してなかった頃は、生徒たちが使っている辞書を見れば、その子の英語力が大体分かりました。表紙がボロボロになるまで引き込んである辞書を見ると、「この子はなかなか見所がある」と思ったものです。だから、Z社長!自分で辞書を引きんさいよ!
辞書で引いてみました。
A is junior to B.→AはBより年下だ
A is senior to B.→AはBより年上だ
A is superior to B.→AはBより優れている
A is inferior to B.→AはBより劣っている
A is prior to B.→AはBより先だ
であってますか?
はい、OKです。薮下がよく使うウェッブ辞書に「スペースアクク」があります。一度使ってみてください。
最後の5つの表現は、先生が授業でおっしゃっていた、
単語の最後が「or」で終わるからto という理由を踏まえて覚えた方がいいんでしょうか?
ピカチュウ君、その通りです!これが、ローマがイギリスを征服していた時代に、英語に紛れ込んだ「ラテン系の比較級」です。ついでに、ラテン系の動詞preferも復習しておいてくださいね。
TOのだぶりは、、、
後ろが名詞の時は???
起こんないんですか???
その通りです。正確に言うと、「BするよりもむしろAしたい」の「Aする」と「Bする」はことシリーズで名詞です。えいごぎらい君が言うのはこんなやつじゃないですか?
■僕はオレンジよりもリンゴの方が好きだ。
I prefer apples to oranges.
この場合にはtoがダブることは絶対にありませんね。
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