Skip to content

【講義ノート123】「場所はどこでも」「時はいつでも」

▼君の行くところならどこでもついて行きます。
I will follow you to anyplace to which you go.
I will follow you to anyplace where you go.
←You go to the place.(飾りの完全文)
さて、「場所がいつもwhereとは限らない」の復習です。飾りの文のto the placeがto whichになって、「前置詞+関係代名詞=関係副詞」だからwhereになってますね。
I will follow you to anyplace where you go.
I will follow you to wherever you go.
そして、先行詞 anyplaceと関係副詞whereが合体してwhereverができあがります。つまり「先行詞+関係副詞=複合関係副詞」なわけです。ところで、whereverの直前には前置詞toがあるし、これは必要なのですが、米語ではこのtoさえも省略してしまうのですよ!
■君の行くところならどこでもついて行きます。←これが例文の完成形!
I will follow you to wherever you go.

I will follow you to  wherever you go.
こうなると、whereverは「ここから飾りが始まるよ!」の記号の関係詞なんかじゃなくて、文と文をつなぐただの接続詞だということになります。次の英文と比べればよく分かります。
▼君のゆくところに僕はついて行きます。
I will follow you where you go.←接続詞のwhere
つまり「wheverは、接続詞whereにeverがひっついてできた接続詞だ!」と考えれば簡単なわけですね。「時はいつでも」も同じように発想すればOKです。
■君が遊びに来たいときはいつでも来なさいよ。
You can come and see me at anytime when you want to.
You can come and see me at whenever you want to.
You can come and see me at whenever you want to.
あ、you want toで文が終わっているのは、本当はyou want to come and see meと全部書かないといけないのですが、前の文とカブるので「toまでは書いて、それ以下は省略しましょ!」というルールができました。これを「代不定詞」と呼びます。まとめておくと、複合関係副詞は先行詞と関係副詞が合体してできたミュータントで、それぞれの意味は下の様に考えて接続詞のように扱えば、君はもうアメリカ人です。
・wherever S+V=「SがVする所ならどこへでも」
・whenever S+V=「SがVする時ならいつでも」
類題は後でまとめてやります。
【第26章 関係詞(3)】例文=229

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*