【講義ノート68】「ことシリーズの書き換え」その2
■あたしはあの時、あんたがその金を支払うべきだと主張した。
I insisted that you should pay the money.
=I insisted on your paying the money.
この書き換えも前のと同じで、ことシリーズの2つ目と3つ目の書き換えです。つまり、動名詞と従属接続詞thatとの間の書き換えなわけです。前と違うのは「be~of」や「be~for」のタイプじゃないこと。「~on」とか「~of」の様にbe動詞が抜け落ちていることです。じゃあ、またこれも句動詞のようなものだと考えれば良いのかというと、実はこの insisit on は句動詞なのです!だったら、こんな分類なんて意味ないよね!
■あたしは、あんたがその金を今払うべきだと主張します。
I insist that you should pay the money.
=I insist on your paying money.
insist は「~すべきだと主張する」となるので、「べきshould」が使われてますね。だから「今、お前が払うべきだ」も「あの時、お前が払うべきだった」も両方ともYou should pay the moneyなわけです。つまり、主張するときは時制の一致を考えなくても良いわけですね。
■彼はその賞をもらったことを自慢している。
He boasts that he won the prize.
=he boasts of having won the prize.
じゃあ、このタイプはいつも時間を意識しなくても良いかというと、そうでもありません。「自慢する」「威張る」「誇りに思う」のboastは時間のズレを意識する必要がありますね。
動名詞がからむ「シリーズの書換え」の特徴は、「その1」も「その2」も、前置詞付きの熟語になっていることです。前置詞の目的語は動名詞なのですから、その書換は必ず「ことシリーズ」の2番目(動名詞)と3番目(that+文)になるわけです。
【第17章 動名詞(1)】
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This was written by
yabu. Posted on
月曜日, 12月 12, 2011, at 12:54 PM. Filed under
「ヤバイ英文法」. Bookmark the
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2 Comments
こんばんわ。
学校が終わってしまう前に、前いただいた分がなくなってしまったので新たにスーパー単語記入用紙をまたいただけないでしょうか?
あと、これだけ構文をやってるのですが、構文51ぐらいからのコピーをおねがいできませんでしょうか・・・
お忙しい中申し訳ありませんがよろしくお願いします。。
了解です。「スーパー単語記入用紙」というのは素敵なネーミングですね。これだけ英語構文の方はちょっと編集が必要です。数分待ってもらうかもしれません。いつでもどうぞ。
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