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【講義ノート35】「やってしまったことを後悔する表現」

■君はその魚を生で食べるべきではなかったのに(実際には食べてしまった)。
You shouldn’t have eaten the fish raw.
■人間は天然資源をもっと賢く使うべきだったのに(実際には使えなかった)。
Human beings should have used natural resources more wisely.
「~すべきである」の意味を持つ「義務・必要」の助動詞のshouldought to、その逆で「~すべきではない」の意味を持つその否定形のshouldn’tought not toが「過去が表せないときのhave+過去分詞」と結びつくと「やってしまったことを後悔する表現」になります。肯定と否定でそれぞれ「すべきだったけどやらなかった」、「すべきじゃなかったけどやっちゃった」の意味になることを確認しておいてください。ought toの例文も付けておきましょうね。
▼デビルマンの正体を明かすべきではなかったのに(実際には明かしてしまった)。
Devilman’s identity ought not to have been disclosed.
▼君は明日の授業の予習をするべきだったのに(実際にはしなかった)。
You ought to have prepared tomorrow’s lesson.
そして、「不要」の意味の助動詞needn’tと「過去が表せないときのhave+過去分詞」が結びついても、「やってしまったことを後悔する表現」になります。つまり「やる必要はなかったのにやっちゃった」の意味が表現できるわけですね。
■君は僕のことを心配する必要はなかったのに。
You needn’t have worried about me.
あ、ought to には「可能性・推量」の意味もあったので、それと「過去が表せないときのhave+過去分詞」が結びつくと、「~したはずだ」の意味になります。正確に言うと、「~してしまったはずだ(完了推量)」にも「~したはずなのに、実際にはそうなってない(反事実)」にも使えます。ま、そこまでは入試で問われることはないので安心してくださいね。
■僕の姉はもうここに着いてもいいはずだ。
My sister ought to have arrived here by now.
【第9章 助動詞(2)】

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