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【講義ノート5】 lie と lay

■彼女はベンチで寝てしまった。
She lay on the bench.
■彼女は赤ん坊をベッドに寝かせた。
She laid her baby in the bed.
lie lay – lain – lying【人が寝る・物がある】
lay – laid – laid – laying【人が寝かせる・物を置く】
発音の「アイ」と「エイ」の違いで、自動詞になったり他動詞になったりします。その上、2つとも不規則に変化します。だから、ものすごく覚えにくくて、うっかりすると混同してしまいます。ネイティヴでさえよく間違えます。lieにはもう1つ「ウソをつく」の意味もあります。だから色つきの部分がカブっていて、もう大変です。
lie – lied – lied – lying【ウソをつく】
でも、簡単な見分け方があります。「自動詞と他動詞」の所でも書きましたが、動詞の後ろに名詞(何を)がなければ自動詞で「寝る・ある」、動詞の後ろに名詞(何を)があれば他動詞で「置く・寝かせる」と考えるのです。ネイティヴのほとんどがそう発想しています。だから彼らは活用なんて覚えてはいないわけです。上の例文はlayの後ろに名詞(何を)はなくて on the bench で「どこ?」の副詞があるだけですから自動詞で「寝る」、下の例文は laid の後ろに her baby という名詞(何を)が来ているので他動詞で「寝かせる」とやるわけです。でも、この方法は和訳をするには画期的なのですが、空所補充問題は上の活用をちゃんと覚えておかないと解けません。ま、観念して覚えることですね!あ、それから「AはBのままだ」の意味のlieも頻出です。
■新聞が広げた状態でテーブルの上に置いてあった。
The newspaper lay open on the table.
■猫が動かずにテーブルの上でじっとしていた。
A cat lay motionless on the table.
これについては「悪魔の語法」のここで勉強し直してください。
【第2章 動詞と文型(1)】

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