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構文057「結果・程度構文」その6「人が~できないと言うくらい(その程度)・・・過ぎる」

■彼は頭が良いので、その問題が解けないはずがない。
He is too bright not to be able to solve the question.
=He is so bright that he can solve the question.
今度はtoo~to・・・のtoの方にnotが付いています。これを「程度」で訳すとちょっと変です。
「彼は頭が良すぎる、(どの程度)その問題が解けなくもないほど」。
ま、分からなくもないのですが、「結果」でやる方がもっと分かり易い。こんな具合です。
「彼はとても頭がよいので、(その結果)その問題が解けなくもない」。
結論として、「結果」と「程度」の両方をちゃんと使いこなせれば良いと言うことでしょう。国立大学2次試験の和訳では「程度」じゃないと和訳できない英文に下線を引いてきます。確か「英文和訳道場」にも類題があったはずです。時間を見つけてやっておいてください。今回でtoo~to、so~thatを「結果」と「程度」で訳し分ける練習はお仕舞いです。
それでは、類題を解いてみましょう。
He is so wise that he knows better.【too /  to】
= He is (     ) wise not (     ) know better.
■彼は頭がよいので、そんなことをするはずがない。

2 Comments

  1. 風林火山 wrote:

    昨日は部活が忙しくて薮研が見れませんでした(汗)
    質問です
    今回はtoにnotがついていると「結果」で訳して前回はtooにnotがついていると「程度」で訳していましたが、toにnotがついていて「程度」で訳したり、tooにnotがついていて「結果」で訳す文というのはあるのでしょうか??
    あったらそんな例文を教えてください!!

    木曜日, 6月 2, 2011 at 7:31 PM | Permalink
  2. yabu wrote:

    風林火山君!英語の勉強はいつでもできます。部活を優先してくださいね。さて、「not toは結果、not tooは程度が訳し易い」の逆はないのか、という質問ですね。答えは「言葉だから何とでもなる」です。つまり「結果」でも「程度」でも訳出は可能です。藪下が言いたかったのは、「結果」がダメだったら「程度」で、「程度」がダメだったら「結果」でやってみるくらいの頭の柔らかさが必要だと言うことです。じゃあ、練習問題を1つ付けておきましょう。「程度」と「結果」の両方で訳せるかな?
    The change which these years have brought about is too remarkable to be passed over without being noticed, too weighty in its lesson not to be laid to heart.

    金曜日, 6月 3, 2011 at 5:23 AM | Permalink

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