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第2課 「文」(23)第5文型④

「やり直しの英文法」、第2課「文」の23回目です。ここしばらくは第5文型について講義しています。第5文型で使う動詞は次の4つにザックリと分けることができます。
する+何を+どの様に」
思う+何を+どの様に」
分かる+何が+どの様なことを」(知覚動詞)
させる+何に+どの様なことを」(使役動詞)
今回は2つ目の「思う+何を+どの様に」のタイプを考えましょう。先ず、次の例文を見てください。
ファンは彼らのことをすばらしいダンサーだと思っている。
Their fans think them great dancers.
Bridget11
この子たちのダンスが見たければ、今週水曜日の18:30に金山駅でやる「BRIDGET × アスナルトレジャー・公開録音@名古屋アスナル金山」に行けば見られます。あ、やっぱり「何を=どの様に」の関係が成り立ちます。こんな具合です。
⊿彼らはすばらしいダンサーだ。
They are great dancers.
「何をどの様に」は第2文型「AB」と同じ構造なわけですから、「何を」を「どの様に」が説明しているのが分かります。さて、to不定詞も名詞を説明することができます。こんな具合です。
やるべきこと
things to be done
不定詞to be doneが名詞 thingsを説明してます。あ、「人はする、物は人によってされる」ですから、物 thingsは人によって実行されなければならないのでbe doneと受け身になってます。ですから、文構造通りに素直に訳すと「実行されるべき事柄」くらいになります。ま、これはまた別のところで説明するとして、名詞を不定詞が説明するとき、「何を+to be どの様に」の形になるってのを覚えておいてください。これと同じように、代名詞 themを不定詞に説明させるとこうなります。
すばらしいダンサーである彼ら
them to be great dancers
これを使ってさっきの例文を書き換えるとこうなります。
ファンは彼らのことをすばらしいダンサーだと思っている。
Their fans think them to be great dancers.
ま、to beを使うのはとっても硬い表現で、アメリカ人はまず使いませんがね。こんなのを今でも出題している日本の受験英語の意図があたしにはよく分かりません。まとめると、「AをBだと思う」は第5文型「思う+何を+どの様に」を使って表現し、thinkA BでもthinkA to be BでもどちらでもOKです。言い換えると、「AをBだと思う」は「何を+to beどの様に」と「何を+どの様に」の2通りの書き方ができるわけですね。
・Linda

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