第2課 「文」(11)第2文型③
「やり直しの英文法」、第2課「文」の11回目です。前から第2文型について講義してます。今回も第2文型で使える動詞、「AはBになる」について考えます。
⊿僕はRyoやYuの様なカッコいいダンサーになりたい。
I want to become a cool dancer like Ryo and Yu.
I want to be a cool dancer like Ryo and Yu.
あ、このダンサーたち 、Masa、Hayato、 Ryo 、Yuのことをよろしくね!さて、もし将来何になりたいのかと聞かれたときは、普通はwant to beを使います。これは、将来自分が「私=ダンサー」でいたいと言ってるのでbe動詞なわけです。良くある質問に、I want to become a dancerじゃいけないのですか?というのがあります。授業でI want to become a dancerと書いたらペケにされたけど、どうしてですか?というのもたくさんあります。学校の先生って、教科書にそう書いてあるとか、正解がそうなっているというだけで、理由も説明せずにペケにしますよね。中には「そんな言い方は今までに聞いたことがないから」という人もいますが、それはあなたの勉強不足でしょ!とあたしは言いたい。あなたが聞いたことがないだけで、want to becomeという表現はちゃんとあるのです!
⊿私はいままでにそんな表現を1度も聞いたことがない。
I have never heard this kind of English expression before.
こんなのを根拠にして、英語の正誤を判断されては本当に困ります。実際に、「A become B」は、AからBへの劇的な変化を表現したいときに使います。青かった「葉っぱが赤くなる」のも、嫌いだった「英語が好きになる」のも、やっぱり「劇的な変化」なわけです。だから、want to become a dancerはダンスは習っているのだけれど、ものすごく下手クソな子がMasaやHayato、RyoやYuの様な上手なダンサーになりたいと思うようなときに使います。一方、ダンスが上手でこのままちゃんと練習してればRyoやYuのようなダンサーになれそうだと思っている場合にはwant to be a dancerを使うわけです。want toの代わりに、意志のwillを使ってもかまいません。
⊿僕はMasaやHayatoやRyoやYuの様なカッコいいダンサーになりたい。
I will become a cool dancer like Ryo and Yu.
I will be a cool dancer like Ryo and Yu.
今度、学校の先生にwant to becomeがダメだと言われたら、この表現が正しいことを教えてあげてくださいね。
Linda・
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