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第1課 「単語」(37)辞書の引き方・「原因→結果」の意味の広がり

「やり直しの英文法」の37回目です。前から辞書の引き方について勉強しています。今日はleaveを使って、それぞれの辞書の特徴と「原因→結果」の意味の広がりを考えてみましょう。
leaveを『ライトハウス』で引くと「去る・離れる」、「置き忘れる」、「後に残しておく」、「~のままにしておく」、「任せる」の5つの意味が出てきます。あ、「余りとして残す」は算数の引き算のときの表現ですから、ここでは除外しました。ちょっと画像が曲がってますがお許しください。
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一見するとこの5つには何の関係もなさそうですよね。でも、「原因→結果」の意味の広がりを考えれば、5つの意味が見事につながります。こんな具合です。
原因=「薮下は家を出て行く、去ってゆく
その結果=「家にリンダを残しておく」、「家のことはリンダに任せておく」、「机の上はそのままにしておく」、「財布を家に置き忘れる
『ライトハウス』にはleaveの「語義の展開」はありません。こんなときは「原因→結果」から自分で意味の広がりを考えないといけません。でも、やってみると結構簡単にできますよ!
さて、『ライトハウス』のもう1つ特徴は「類義語」が載っていところです。あ、類義語というのは別々の単語なのだけど、意味がよく似ている単語のことです。よく似ているとは言っても、全く同じなんてことは絶対になくて、どこか違っているはずです。それをまとめてくれてるのが「類義語」というコラムです。
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同じ「出発する」でもleave、start、departの違いがまとめられてますね。類義語が載ってるのも研究社系の辞書の特徴です。こういう知識はleaveの意味の広がりと一緒にノートに書き写しておくと良いでしょう。
さて、『フェイバリット』には「文構造」というコラムがあって、leaveの「~のままにしておく」がSVOCの第5文型をるとき、Cのところにどんなものが来るのかを具体的に説明してくれてます。そして、この表現は受け身が語句整序問題で良く出題されるのですが、これをキレイに説明してくれています。こんな具合です。
leave035文型については第2課の「文」のところで勉強しますから、まだ分からなくてもOKです。でも、「~のままにしておく」をこれだけ詳しく説明している辞書は他にはありません。「文構造」は『フェイバリット』の特徴の1つです。

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