ヤバイ英単語(1301~1310)
1301
glow「グロウ」
「愚弄されて紅潮する」
接頭「gl- / gli =光る」
glare = ギラギラ光る
gleam = キラリと光る
glow = 輝く
glisten = キラキラと輝く
glimmer = チラチラ光る
*比喩的にも用いて
glory = 栄光
gloss = 光沢
glass = ガラス
⊿蛍が光っている。
The fireflies are glowing in the dark.
*シス単のこの例文にも主語がない。「暗闇でボーッと光る」って、これじゃまるでお化けだ。本当に使えない例文だ。
1302
migrate 「マイグレイト」
「タイ米グレイト!タイランド(Thailand)へ移住する」
語幹「migrate=移動する」
「e=ex=外へ」+「migrate=移動する」=emigrate
→外へ移動する=当該国から外国への移民
「im=in=中」+「migrate=移動する」=immigrate
→中に移動する=外国から当該国への移民
⊿白鳥はここからフロリダに渡ってゆく。
The swans migrate from here to Florida.
1303
exclaim「イクスクレイム」
「あたしを外国に行かすくらいもできないの!と突然叫ぶ妻」
⊿彼は法外な請求金額に驚きの声を上げた。
He exclaimed at the extraordinary high bill.
文法 「話法の転換・伝達動詞を変える exclaim with regret」
1304
exert「イグザート」
「戦(いくさ)あると影響を及ぼすアメリカ」
⊿僕はその箱を動かすのに全力を出し尽くした。
I exerted all my strength [or power ] to move the box.
=I exerted my very best efforts to move the box.
1305
fetch「フェチ」
「彼女の靴を取ってくる臭いフェチ」
*古い表現で今ではほとんど使わない。言うまでもないが「フェチ」とはフェティシズム(fetishism)の略語でfetchとは何の関係もない。take、bring、fetchの3つで、takeやbringは片道だけだけど、fetchは往復することに注意。
take=連れて行く・持ってゆく
bring=連れてくる・持ってくる
fetch=行って連れてくる・行って持ってくる
⊿帽子を取ってきてくれないか。
Please fetch me my hat.(誰に+何を)
=Please fetch my hat for me.(何を+for 誰に)
⊿医者を呼んでくれ。
Go and fetch a doctor.
1306
accelerate「アクセラレイト」
「アクセル踏んで加速する」
*車のアクセルはacceleratorの略語。
⊿僕は車を加速させた。
I accelarated a car.
⊿政府は経済成長を促進するのに努めた。
The government tried to accelarate economic growth.
⊿天候が僕の出発を早めた。
The weather accelarated my departure.
*シス単の例文には、やっぱり主語があった方が良い。
1307
dwell「ドゥウェル」
「名古屋に住む人、どえりゃあ数!」
類語 「住民」
inhabitant=「名古屋」とか「春日井」などの特定の地域に長期間居住する人で、その集合体がその地域の「人口」になる。
dweller=「都会」とか「田舎」などの特定の場所に居住する人。だから「都会人」を「city-dweller」とは言うが「city-inhabitant」とは言わない。
⊿過去の失敗をくよくよ考えるな。
Don’t dwell on your past failures.
⊿この問題を長く論じるつもりはありません。
I won’t dwell on the subject at any length.
*この2つはお決まり文句でよく使う表現。at lengthで「長々と」の文末副詞。notとセットのanyをつけてnot~at any lengthで「もうこれ以上長々とは~ない」となっている。
1308
integrate「インタグレイト」
「それいい手!グレイト!日本に移民を溶け込ませるの」
⊿日本はいずれ移民を受け入れなければならなくなる。
Japan will integrate immigrants into Japanese society.
語幹「teng=teg=触れる」
「in=不」+「tegrate=触れる」=integrate
→人が触れていない・損なわれていない=完全なものにする・統合する
「in=不」+「teger=触れる」=integer
→人が触れていない・損なわれていない=それ自体完全な数=整数
*シス単の「社会に移民を融けこませる」という表現がよく分からない。社会的な適合性のない人を社会に「融け込ませる」なら分かるけど、移民なら社会に「受け入れる」とか「取り込む」「吸収する」の方だろう。そして、やっぱり主語が欲しい。さらに言うと、もっと具体的な例文の方が良い。人口がこのまま減少すれば今の経済を持続できるはずもなく、日本は今後移民を受け入れて今の経済規模を何とか維持するか、それとも人口に見合った規模まで経済を縮小させるかの決断を、いずれ迫られることになる。絶対にこの例文の方が良いのだけれど、こんな例文をたくさん集めると真面目な子は片端から覚えようとして結局は途中で挫折してしまう。逆に、例文の出来が悪ければ最初からそんなもんは覚えようとは思わないので、スイスイと先に進めるわけだ。所詮単語集なんて自分の覚え残した単語をチェックするためのもので、それで単語が自在に使えるようになるわけじゃないんだよね。
1309
weep「ウィープ」
「ううっ(T_T)、一分間泣く」
類語「泣く」
weep=声を上げずに泣く
cry=声を上げて泣く
sob=声をつまらせたり、しゃくり上げたりしてすすり泣く、泣きじゃくる、むせび泣く
*シス単の類語で、sobは分かるのだけど、なんでgroan(苦痛にうめく)が出てくるの?これは「泣く」ことじゃないでしょ!
1310
reassure「リーアシュア」
「結婚を何度も(re)確約して(assure)彼女を安心させる」
⊿彼は君を安心させるためにそう言ったんだ。
He said so to reassure you.
⊿銀行は我々に預金が安全であることを確約した。
The Bank reassured us that our money was safe.
*これもどうでも良いのだけれど、シス単がやってるように reassure A that~を「~と言ってAを安心させる」と考えると文型が分からない。結局はこの表現が使えないことになる。reassureは「安心させる+何を」の第3文型と、「確約する+誰に+何を」の第4文型を取る。人を安心させるために、何かを確約するのは自然の流れだよね。「~と言ってAを安心させる」はとてもきれいな日本語だけど、reassureを使いこなすには向いてない。
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This was written by
yabu. Posted on
月曜日, 10月 7, 2013, at 7:19 AM. Filed under
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3 Comments
先生お久しぶりです。突然ですが質問したいことがあります。私としては長文読解を沢山やっているのですが、一向に長文での点数が伸びません(泣) その事もあって様々な方法を試したり、調べたりした結果、長文の大まかな展開や全体内容を瞬時に理解する方法を覚えてみたのですが、問題となって聞かれてみると問題が解けません…確かにそのやり方を題材にした本も売っているのですが都合がよく問題が作られている気がします。いつも解き終えたら普通に読んで確かめるのですが…結局教えてもらったのではなく、自分で調べて覚えたやり方なので色々不十分なことがあるのではないかと思っています。できれば一度先生のところに質問にうかがいたいのですがよろしいでしょうか?
長文失礼しました(T-T)
クエスチョン君!英語の成績って、ブリブリ頑張ってもそう簡単には上がらないんですよね。英語は総合力ですから、単語や熟語、文法、語法、構文が一定レベルに届いていないと成績はなかなか上向きません。だから、長文の問題をたくさん解いて、英文の論理的な構造パターンを覚えても、単語や熟語、構文が分からなければ、文章の展開や内容なんて理解できるはずがありません。せっかく会得した論理的な構造パターンもあまり役に立たないわけです。空所補充4択の問題集を一生懸命やって文法と語法をたくさん覚えても、やっぱり語彙が完成していなければ、自分が一度問題集でやった問題だとは気がつかないことがあります。だから、英語は掛けた時間に正比例して成績は上がらない。そうじゃなくて、語彙レベルが一定ラインを越えたときに、突然一気にぐんと上がります。それまで我慢して途中で投げ出さずに英語の勉強を続けられるかどうかがポイントです。
一口に「長文読解」と言っても、内容説明問題があったり、内容一致問題があったり、空所補充問題、和訳と盛りだくさんです。クエスチョン君はどの出題形式が苦手なのでしょうかね。夏の講座で薮下がやった「マーカ抽出法」を受講しましたか?もし受講していないのであれば「内容一致問題」の必殺解法を伝授します。ま、ともかく一度職員室の薮下のところまで来てください。待ってますよ!
ありがとうございます。近いうちにお伺いさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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