ヤバイ英単語(1291~1300)
1291
await「アウェイト」
「アウェイと違って有利なホームの試合を待つ」
*「wait for Aは await Aと同じで「Aを待つ」
⊿手紙の返事をお待ちしてます。
Awaiting to hear from you soon.
I await [or wait for] your reply.
1292
dread「ドレド」
「どれ?どこ?と見えないものを恐れる」
⊿僕は地震が怖い。
I dread earthquakes.
⊿あたしは年を取るのが怖い。
I dread getting old.
*dreadは「すでに目の前に迫っているものを恐れる」だから「すでにやってしまったことシリーズ」の動名詞と仲が良い。 「まだやってないことシリーズ」や「すでにやってしまったことシリーズ」についてはここを参照すること。
1293
conceal 「カンシール」
「このシールで個人情報を隠す」
⊿身分を隠す
conceal [or hide] one’s identity
⊿本心を笑顔で隠す
conceal [or hide] one’s thought with smiles
*hideと同じ意味だが、人に見られたくないという意図がconcealの方が強い。
1294
enrich「インリッチ」
「えー立地条件であなたを豊かにする」
語幹「en=em=動詞化(形容詞・名詞の動詞化)」
*お尻に付く-enと区別すること
「en=動詞化」+「rich=豊富な」=enrich
→豊かにする・濃厚にする
「en=動詞化」+「large=大きい」=enlarge
→大きくする
「em=en=動詞化」+「bar=棒」=embarrass
→棒を置く=妨げる・困らせる
「em=en=動詞化」+「body=体」=embody
→身体を与える=具体化する
⊿内容を充実させる
enrich the contents
⊿授業の中身を充実させる
enrich the contents of the class
⊿私腹を肥やす
enrich oneself
英作「人生を潤いのあるものにしたい」はenrich one’s life
1295
cling「クリング」
「婚約(こんやく)リングに固執する女」
⊿信念を貫く
cling [or stick] to the belief to the end
⊿あなたはいつまでも過去にこだわってはいけない。
You shouldn’t always cling to the past.
*「過去にこだわる」はstick to the pastとは言わない。stickは「貫く」とか「曲げない」などの良い意味で使っても「しがみつく」とか「執着する」などの悪い意味ではあまり使わないのに注意。
⊿最後まで頑張れ!
Stick it out to the end!
1296
surpass「サーパス」
「さあ!パスでは敵に勝るオシム・ジャパン」
類語 「勝る」
surpass=格式語であまり使われない。「程度や分量で勝っている」の意味のみ。
exceed=「程度や分量で勝っている」の意味と、悪い意味で「限界や範囲を超えている」の意味の2つがある。
⊿僕は父を超えたい。
I want to surpass my father.
⊿誰も彼には勝てない。
Nobody can surpass him.
⊿日本はアメリカに追いつき追い越せと長年努力してきた。
Japan has been making efforts for a number of years to catch up with and surpass America.
1297
suppress「サプレス」
「散布!冷水で暴動を抑える」
語幹「press=ギュッ」
「ex=外」+「press=ギュッ」=express
→心の中にあることを外へギュッと出す→表現する・表情
「im=in=中」+「press=ギュッ」=impress
→色んなことが心の中にギュッと入る→印象を持つ
「de=強」+「press=ギュッ」=depress
→心を強くギュッと押しつぶす→がっかりさせる
「com=完全」+「press=ギュッ」=compress
→完全にギュッ→圧縮する
「op=ob=→」+「press=ギュッ」=oppress
→(対象を指さして)それをギュッと圧縮する
「sup=sub=下」+「press=ギュッ」=suppress
→押し下げる=鎮圧する
⊿言論の自由を抑圧する
suppress freedom of speech
⊿笑い[あくび]をかみ殺す
suppress a laugh [yawn]
1298
portray「ポートレイ」
「ポートレイトを描く」
⊿感情を言葉で表現する
portray feelings in words
*シス単の例文だけど、「自然の美を描く」とだけ書いてあって主語がない。だから I portray natural beautyでも良さそうな気がするが、主語はモノじゃないといけない。例えばThe pictures portray natural beauty(その写真は自然美を表現している)などだ。当然、シス単を見てるだけじゃそこまでは分からない。つまり、ミニマル・フレイズはあんまり役に立たない。「長い例文はもう要らない!」と言うが、この例文では短すぎて使えないわけだ。前にも書いたが、こんなのがそこら中にゴロゴロしている。やっぱり、この単語集は「出来が悪い」という理由で気兼ねなく使えるので売れている。全く変な世の中だ。
1299
soar「ソーア」
「そわそわして急上昇する心拍数」
⊿物価が高騰する。
The prices soar.
⊿石油価格が高騰している。
The price of oil is soaring.
⊿このために石油価格が高騰した。
This has caused oil prices to soar.
*シス単の例文はsoarを現在分詞の形容詞にして「急上昇する石油の価格(the soaring price of oil)」としている。なぜ動詞で例文を作らなかったのだろうかね。英作文を書くとき、使い方のよく分からない修飾語で名詞や動詞を飾るよりも、素直にS+V~で表現する方が失敗が少ない。そう思って上の例文を作った。加えて、「石油価格」はthe price of oilの時はpriceは単数形でよいが、ofを使わずにoil pricesにすると複数形になる。pricesだけだったら「物価」の意味になる。
1300
drain「ドレイン」
「奴隷部屋から流れ出る奇声」
⊿排水管が詰まった。
The drain is stopped up.
⊿流し台の水を抜く
drain water out of the sink
・
This was written by
yabu. Posted on
日曜日, 10月 6, 2013, at 7:02 AM. Filed under
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2 Comments
突然どうもです!
今日、英語の勉強をしていたらこのような文が出てきました
What is this if not the basic principle of the modern fountain pen,the ideal pen whose “fountain” would not run dry?
その訳が
これが現代の万年筆、つまりその「泉」が涸れることのない理想的なペンの基本原理でなくて何であろう
とあるのですが、どうなればこのような訳になるのですか?
ガルーダ君!久しぶりです。君からの質問はいつでも大歓迎です。確かこれは2009年度の東大の問題ですね。薮下も見覚えがあります。でも、この英語は問題化されてはいなかったような気がしますが、違いましたか?腑に落ちない表現はとことん解明するガルーダ君の姿勢は大したものです!いすれそれが君を成功に導きます。
さて、これは単純な省略表現です。省略を浮き立たせるとこうなります。
⊿もしこれが現代の万年筆の基本的な仕組みでなかったら、これは一体何なのだろう。
What is this if [this is] not the basic principle of the modern fountain pen?
これは一種の反語的疑問文ですから、強い肯定の意を表現しています。つまり、「これぞまさに現代の万年筆の基本的な仕組みである」と言いたいわけです。あ、コンマ以下は同格です。つまり、「現代の万年筆の基本的な仕組み、すなわちイングの”泉”が涸れることのない理想のペン」となるわけです。これは授業でやった同格表現の1つですよ。
⊿マイクのお父さんのスミス氏
Mr. Smith, Mike’s father
そして、What is this if not~はお決まりの表現の1つですですから、覚えておいてくださいね。
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